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なぜではなく、なにが原因か?(定休日は休日問題から学ぶ編)

久しぶりにお冠。

日にち指定の荷物が届かず、問い合わせたところ「定休日だったので」ということで配送トラックにも積まれていなかったそう。

前日から首を長くして待っていた荷物だったのに…ツラい。(ちなみにめっちゃ営業に関わる重要なもの)


その定休日は営業が休みなだけだ。

お店で仕込みをしているし、そもそもその日に受け取りたいから、その日の配送希望なのだ。

「今日の配送は終わりました」ということで、結局自分で配送センターまで取りに行くことになった。

文句を言ったところで過去は変えられないので、悲しいけれど往復1時間の道中で色々と考えてみた。


感情をうまく利用して原因と対策を考えるようにしている。(エネルギーの転換)

とくに、「なぜ(why)ではなく、なに(what)」


問い合わせてわかったことは、担当者が「定休日=お店の人の休日」という考えだった点。(定休日まで調べてあってすごい!けれども…残念!)

これはお店をやっていてわかることだけど、「そんなに休んで(定休日が多くて)何してるんですか?」という質問の多さから、「定休日=お店の人の休日」が一般通念のようなものだなと思っている。

実際、お店を始めるまでは僕自身もそうだったし、配送業者さんにもこういう考えがあるのだと知れた。

運送業者さんの忙しさは分かっているつもりなので、どうやって効率よく荷物を届けるかを日頃から考えているはず。(不在が確定しているなら、そもそも荷物を持ち出す意味がない)

多分、他のお客さんのことを思っての行動だったとも考えられる。


原因を「なぜ」で考えてしまうと、人はその原因を「人」に求めてしまう傾向があるらしい。

荷物が届けられなかったのは、ドライバーが確認も取らず勝手に判断したから、といった具合。(つまり、ドライバーに問題がある)

つい夜更かししてしまうのは、ベッドに入ってもいつまでもスマホを触り続けているから、とか。(つまり、その人に問題がある)


一方で、原因を「なに」で考えると、人はその原因を「物事」に求める傾向にあるらしい。

荷物が届けられなかったのは、不在である配送先はスキップすることで、効率よく荷物を配送できるから。(つまり、不在であることの判断の仕方に問題がある)

いつまでも寝られないのは、ベッドの中にスマホがあるから。(つまり、ベッドにスマホがあることに問題がある)


「なぜではなく、なに」を考えることで、たどり着いた答えはこれ。

荷物が届く日が定休日である場合、出荷元には事前に「定休日ですが、荷物は受け取れます」と発送伝票の備考欄に書いてもらう。

これでドライバーさんも自分も任務達成できると思えば、良い経験ができた1日。(タダでは起き上がりませんよ!)


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