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市販アイスコーヒーの酸味のワケ

秋だ。

お店でのホットコーヒー注文率も増えてきた今、アイスコーヒーの記事を書く。

完全にタイミングを逸した。

しかし、今書かなければ来年の夏には忘れてしまうので書く。


市販のアイスコーヒー。

飲んだことありますか?


ペットボトルだったり、紙パックだったり。

年々新商品がリリースされている。

どの商品にも似たような酸味がある。

酸味といっても酸っぱすぎるというものではないが、たしかに酸味だ。

お店で作られたアイスコーヒーよりも強い酸味である場合が多い。
(あるいは、その酸味を感じにくいように、薄い味わいのものもある)

ただ、サッと飲めてとても便利。

温めてホットで飲む人もいる。


ところで。

冷めたホットコーヒーを再加熱すると酸味が強まる。

少し喉に引っかかるような味わい。

それが再び冷めてくると、なかなか飲みづらい味わいになる。

(お店で作ったアイスコーヒーを再加熱したら、やはりイマイチだった)

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市販のアイスコーヒーは、たしかにアイスコーヒーとして淹れられ、あのパッケージに詰められる。

ここまではお店と一緒。

その後に加熱され、急冷される。

高温殺菌処理という衛生管理上、必要とされる処理だ。


つまり、市販のアイスコーヒーは再加熱されたコーヒーということ。

そう。

あの酸味の一端を担うのが、再加熱によるもの。

だから、多くのアイスコーヒーに似たような酸味が現れる。

それを再加熱してホットで飲むのは…あまりオススメしない。


くれぐれも市販のアイスコーヒーがよくない、という話ではない。

ようするに、どこでバランスを取るかの問題。

手間と手軽さ。

それを知った上で、目的に合わせてコーヒーを選んでもらえると良いと思う。


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