和菓子とコーヒーを合わせてみる
おかげ横丁の赤福でお茶をした。
並んでいる最中になかなかの雨に降られ。
川の見える縁側席がいいなと思っていたら、まさにそこに案内された。
その時点で半分以上、出てくるものがおいしいことが決まった。(口に入れるもの以外の、そのほかの要素の方が重要)
コーヒーと和菓子は結構合う。
苦味と甘味の組み合わせだと捉えれば自然なこと。
とくに、和菓子には白砂糖が多いので、深煎り寄り(ビター系)のものがおすすめ。
砂糖とコーヒーについての記事はこちら。
砂糖の色とコーヒーの色を見て組み合わせを考えると良いよ、という内容。
おすすめといっても、飲みたいコーヒーを飲めばいい。
ただ、こう組み合わせるとこんな感じだよ、ということは書いておく。
たとえば、cafe旅人の木の「こがねブレンド」(ほんのりと酸味、苦味少なめ)と和菓子を合わせた場合。
コーヒーの酸味が強調された味わいに感じる。
一方、「ビター&スイート」(酸味少なめ、やや濃度のある苦味)と合わせるとちょうどいい。
以下、考察。
甘味の反対は苦味。
白砂糖をコーヒーに加えると苦味が和らぐと同時に、相対的に酸味が増す。
もともと酸味に寄った味わいのコーヒーでは、より酸味が強調されるので、ビター系の方がバランスが良くなる。
茶色い砂糖の場合、わずかな酸味とやわらかい甘さが加えられる。
相対的に酸味が増すが、苦味が白砂糖のときよりも残る。
ビター系のコーヒーでは、苦味が残るので、酸味系の方がバランスが良くなる。
ようするに、コーヒーに砂糖を入れたあとの「バランスの問題」。
口に入れるものに使われている素材(砂糖)が分かれば、一度試してみてはどうでしょう?
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