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【1分で読める500字コラム】わたしは「今」困ってる。

むすめが義務教育終了。おめでとうおめでとう。周囲の声に私が辟易した半年間でしたが、進路も決まり一段落。大学には行きたいの? 将来は何がしたいの? という大人の質問は子どもにとって乱暴なものなのだと感じた1年でした。

志望校決定の時期にむすめがこぼしたひとことは「わたしは『今』困ってるし、悩んでる」。将来のことなんて言ってないと嘆く彼女。「今」どうしたらいいのか教えてくれと嘆く彼女。
ですよね。
将来何がしたい? の質問に、安易には答えられない15歳の方が多いでしょう。でもまあ、同級生の中には「小学生の頃からA高校を目指してる!」なんてツワモノもわりといるので、一概には言えないけれども。娘に関しては、私と夫で歩んできた道が違い過ぎるので、わかりやすいモデルケースがそばにいないのも大きいかもしれません。「何をしてもいいんだよ」と育ててきたら、「何をしたらよいのかわからない」という15歳が出来上がってしまいました。

さ、そこでむすめは「今」を見つめて決めた学校へ。コロナ禍で制限のある中、たくさんのオープンスクールに歩き「いちばんワクワクした」という学校へ。ちょっと珍しい授業や研修もあり、なんだか面白そうです。よかったよかった。大人が子どもにできるのは、何かを「教えること」ではなく、「経験する機会を与えること」なのかもしれません。

知らんけど。



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