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【1分で読める500字コラム】140字で何がどこまで伝わるか

先日、我が家の男どもの雄姿をTwitterに。

わが家の男たちの夏、終了。トーナメントに恵まれ県代表決定戦に進みましたが敵わず。鬼たちの住処でダブルヘッダーよく頑張りました。むすこ、最後の打席で13球の粘りの末フォアボール。ここで終わりたくないよねと心の中で泣いた母です。愛する男二人のこんなカッコいい姿が見れるなんて最高の夏ね

ぴったり140字です。これを見たリアル知人が「お子さんのチーム強いんだね。県大会惜しかったね」と言ってくれました。ありがとうございます。てか、あなたツイート見てるんかーい。

いやその。

ツイートの内容を小学生低学年作文風にしてみましょうか。

「きのう、大会の試合で10-2でコールドで負けました。でも、1回戦では◯◯とやって勝ちました。2回戦は◇◇とやって勝ちました。お父さんが『今回はあたりがラッキーだった』と言ってました。けってい戦はれんしゅう試合をしたことがないとても強いチームばかりでした。ぼくは最後の打席でツーアウトでした。ねばってフォアボールになりました。ヒットが打ちたかったです。しゅつるいしたけど、つぎの打席で内やフライでゲームセットになりました」


実際は強くないし、惜しくもないんです。
大敗です。

設立4年目の若いチーム。それでも、「野球のかたちをした何か」だった数年前から比べたら「試合」ができるようになりました。

「弱いチームなんです」「県大会常連チームにボッコボコにやられました」って書きたくないじゃん?

彼ら、とても頑張っています。この数カ月で子どもたちの顔に「勝ちたい・悔しい」の思いが見えてくるようになりました。

140字という限られた文字数の中で何をどう伝えるか。
嘘は書かずに「弱い」と表現する。
それがチームへの、私の愛です。
あ、読み解きは読者の自由です。

文章が書けると色んな表現ができます。
楽しい特技です。


そして用法・容量注意の、怖い特技です。

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