おばあちゃんのいる生活。

お義母さんが帰国した。

約40日間のモロッコ滞在に、今、終止符が打たれたのだ。

今回は、第二子出産に合わせて、日本に住むお義母さんが産後の身の回りのお手伝いをしに、遥々モロッコのエッサウィラまで、独りで飛んで来てくれたのです。

「自宅で産婆の介護もなしに、自分たちだけで自力出産に挑みます!」と、お義母さんがこちらに着いた初日に伝えて、失神しそうなくらい驚いていたけれど…(あれ?言ってなかったっけ…。汗)

自力出産なんて信じられない!!…という感じだったから自力出産の流れや良さを説明したり、万が一の時に頼む助産婦さんに一緒に会ったりして、良いイメージと実践可能だと言うことを出来るだけ伝えた。

結局、最後の最後まで、お義母さんは心配してたけど、無事お産が終わって、母子共に産後の経過が良いのをみていると、「あら、私の心配損だったわ。」と笑っていた。

私自身、子供の頃は大家族の中で育って、上は100歳のひいおばあちゃんから下は0歳の弟までいて、おばあちゃんにおじいちゃんと色んな世代の家族と一つ屋根の下で住んでたから、今回お義母さんがモロッコの私たちの家で一緒に暮らした時間は、とても有意義なものだった。

結婚してからも、子供が出来てからも、色んな国を旅し続ける生活を送ってるから、宿に泊まってる時以外は、基本、私たちは常に核家族状態な訳で、おばあちゃんがいる生活は久しぶりに新鮮だった。

世代間の価値観の違いを話し合ったり、それに気付くのは面白いし、おばあちゃんと孫の関係が出来るのも、凄く素敵な事だ。やっぱりおばあちゃんは、やさしい!超やさしい!

お義母さんとの別れは、感謝のきもちでいっぱいで、涙腺が熱くなるものだった。


また核家族に戻る。

産後3週間は外出を控えてたから、一緒に街歩きしたり、カフェに行ったり出来なくて、申し訳ない気持ちだったけれど、最後に

「皆んなが仲良く、元気にやっているという事が、よく分かったから、本当良かったわ」の一言で、払拭された。

美味しいご飯を食べに行ったり、お土産屋さん見たり、家の外に出てモロッコ を味わってもらおうとか考えたけど、海外で私たちがどう暮らしてるか、目の前の事を楽しむだけでいいんじゃないかな〜と思う。物より事、身を投じた体験が一番のお土産、財産だと思う。

お義母さん、ありがとう。

お陰さまで、産後の肥立ちも良く、1ヶ月でとても元気です。

産後うつなし、母乳も開通、赤ちゃんもよく寝てお世話楽しめてます〜


(2019/11/19投稿 Etsu Life ブログより)

※ただ今、ブログ閉鎖に向けて、今まで書いた記事をNoteに移しています。
ブログの文章は、最新の記事ではありませんが、”今”の自分の考えと、今の世界に、合うように、そぐわないものには、文章後に説明を付け加えますので、ぜひお楽しみください!



いま、振り返って思うこと。

自力出産のために、日本から私たちの現住所モロッコに、お義母さんが来て、一緒に楽しく過ごした1ヶ月強の日々。あの日が過ぎてから、今は2021年2月19日(金)。早、1年と3ヶ月が経ちました。

世間では、パンデミックが起き、実生活では、転職し、住む家を変えました。
当時、新生児だったリナさんは、幼児になってきて、私も母の身体から女性の身体に戻りました。

色んな意味で、洗練され、ランクアップされた一年だったと思います!

過去の日記を思い返すと、当時の状況って、目の前で起こっているかのように思い出されますね。

写真や動画で日々の記録を残すのもいいけれど、言葉に気持ちを乗せて、残しておくのもいいです^^#想像力がビンビンに刺激されます♪

それでは、また明日


どうか一人でも多くの人に、私たちのマインドフルネスの考え方や生き方・世界の捉え方が伝わりますように。
そして、一人でも多くの人に、小さなビッグバンが起きたら、これ幸いです^^

みなさま、楽しい1日をお過ごしください〜

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