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Ω(抵抗)が少ないチームの生まれ方①

チームでの活動をしていて、「自分は楽しいのに面白くなさそうなメンバーがいる」「なんであの人は動いてくれないんだ、」と思ったことのある人は多いと思う。こういうときって、メンバーの温度感に差がある。この差がどのようにして生まれるのか、どうすれば生まれないのか(②)を書きますね。

これは11月の昼活で扱ったテーマです。昼活とは…僕はSTUDY FOR TWOという全国規模の学生団体に入っています。関西地区では月に一度勉強会を開いていて、それが昼活です。僕はSFTのHRプロジェクトに入っていて、昼活で時間をいただいてこのコンテンツをしました。
普段はベンチャー企業の人事として過ごす時間が一番長いです?

理想のスタイルは人それぞれ

チームが動くときは何かしらのスタイルをとっています。簡単に言うと、明るいチーム、真面目なチーム、アクティブなチームなどなど。1つのチームにしか所属していないと築かないかもしれませんが、必ず何らかのスタイルをとっています

そして誰にでも、自分がイキイキワクワクできるチームとできないチームがあります。イキイキワクワクできるチームのスタイルをその人の理想のスタイルとするならば、理想のスタイルは人によって異なります

チームのスタイルの決まり方

では、チームのスタイルはどう決まるのか。チームの温度感の差は、リーダーがチームを「より良い状態」に変えようとしているときに生まれがちです。リーダーは役職に関わらず、実態としてチームを牽引しようとしている人という意味。

この時、個人的なものであるはずのリーダーの理想のスタイル=チームのスタイルになっていることが多いように思います。リーダーは自分は正しいことをしていると信じて(これ自体とても良いことだと思う)、自分のスタイルをチームのスタイルにしてしまう。

でも、リーダーのスタイルと他の人のスタイルって違う。イキイキ・ワクワクのトリガーは人それぞれ。だから、リーダーの活動スタイルでチームを動かそうとしてもうまくいくはずがない。ものすごく大きな摩擦を感じながら引っ張ることになる(引っ張られる方も災難)

本筋から外れますが、これはチームの属人化が起きている状態。学生団体のようなトップの入れ替わりが激しいチームやこれから拡大を目指す(=チームの「持ち主」と「末端」の距離が広がる)ベンチャーには特にイケてないと思う。

摩擦の中身

チームを引っ張ろうとしているときの摩擦の正体こそ温度感の差であり、それを生むのが理想のスタイルの違いです。一人一人の理想のスタイルに正解も不正解もありません。違うベクトルを持っているから互いに打ち消しあっているというだけです。

じゃあどうすればいいのか。打ち消しあうベクトルを要素分解し、チームとして追うベクトルと個人で追う(もしくは追わない)ベクトルを整理する。その方法は②で書きます。

今回は以上!!

Ωが少ないチームの生まれ方②
https://note.com/preview/n31b2f380f17a?prev_access_key=a44c93f04875c8571e3854e6b2b41bf7

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