出雲神話4~出雲族のルーツ~
アフリカから移動を繰り返し、日本に到達したイザナギとイザナミ。
現代から一番近い氷河期、最終氷河期にはほとんどの国が永久凍土に覆われていた。そんな中、東アジアとアラスカ辺りは氷に覆われていなかったとされる。そう、暖かい場所だったのだ。
日本の土地面積は世界の0.25%であるにも関わらず、火山は世界の7%という圧倒的な密集度。そしてその土地の70%は山岳である。暖かく、そして食料を育む豊かな山。氷河期にはありがたい、温泉の数々。この国へたどり着いたイザナギ・イザナミは楽園を見つけたと感動したことだろう。
北海道と九州は大陸と陸続きだった。しかし、最終氷河期が終わりを告げると溶けだした氷河は海水面を押し上げた。日本に定住していた民族は移動を制限され、以後独自の文明を築いていくことになる。
人は何年定住すれば原住民と呼ばれるのだろう?ルーツは同じはずなのに。
インダス文明の登場
メソポタミア文明開始から少し後の時期に、インダス川を中心にインダス文明が興った。彼らはドラヴィダ人と呼ばれ、青銅器を作り、独自のインダス文字を持っていた。印鑑を使う文化があった。
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