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ワーホリはホリデーなんかじゃありません。

こんにちは、こんばんは。
カナダ・トロントでワーホリ中のkumiです。

5月初めにトロントへ来て7週間が経過しました。

よくワーキングホリデーはホリデーだから遊びでしょ?と言っている人がいますがどこのどいつがそんなこと言ってんだあ~~~~???
まず間違いなくワーホリ経験者ではないでしょうねえ??
なんなら海外生活すら経験ないんじゃないでしょうか。知らんけど。


トロントの街並み

よく留学と比較してワーホリは学歴にならない、海外でフリーターして遊んでるだけだ、と言っている人を見る。
私は留学経験がないのでわからないけどもちろん留学はめちゃくちゃ大変だと思う。
日本語で勉強するのも大変なのに違う言語で新しいことを学ぶなんで並大抵のことではないでしょう。
私が言いたいのはどっちの方が上とか下ということではなくどちらもそれぞれめちゃくちゃ大変だということ。

留学の場合、基本的には家がすでにあってお金の心配や仕事探しで苦労することはないでしょう。
留学生の仕事は「勉強」ですからね。生活の心配はないかと思う。
渡航後はすでに決まっている学校へ行き、勉学に励む。
学校で友達も出来るでしょう。

しかしワーホリは何でも出来る分、すべて自分で行動して生きていかなければいけない。
安全に住む家を見つけなければいけないし、仕事も探さなければいけない。
高い家賃や光熱費を稼ぐために毎日長時間働かなければ生きていけない。

これまでの人生は親が稼いでお金を払ってくれている家で育てていてくれて教育を与えられ物心付いた頃には何の苦労もなく日本語を話していてこれまでの学生生活や生活してきた中で自然に出来ていた仲のいい友達に囲まれに世の中のルールも生きていく上で必要な常識もすべていつの間にか知っていて、それらすべてが当たりまえのように存在していて今思えば快適な生活を送れていた。

それが海外に来たらすべて消え失せて電車やバスの乗り方も、食べ物の買い方も欲しいものを買うために行く場所も何もかも知らないことでまるで赤ちゃんみたいなのに聞く相手も助けを求める相手もいない、いざとなったときに頼れるのは自分だけ。当たり前に違う言語で家も仕事も見つけて、そこで働いていかないといけない。
強い孤独感に時々襲われながらも自分で決めたことだから、となんとか道を見つけて過ごす毎日。
家探しだって日本みたいに不動産に行って家を紹介してもらえるわけではなく掲示板でオーナーと直接やりとりをして見つけなければいけないし(詐欺もめちゃくちゃ多い)、仕事だって直接お店に行って履歴書を配り歩かなければいけない。
人手不足の日本と違って求人に対して仕事を探している人の方が圧倒的に多くて全然見つからない。
やっと見つかってシフトが全然入れずほかの仕事を掛け持ちしている人だっている。友達なんてそう簡単にできるわけもなく一人の時間が圧倒的に多い。 
物価だって高くて毎日一生懸命働かないと生活できなくて仕事に疲れて家と仕事の往復の毎日。

ワーホリでホリデーしてる人なんかいなくてみんな必死にくらいついて異国の地で違う言語でなんとか踏ん張って暮らしている。

今まで築き上げてきた生活を育った国へ置いてきて違う国で新しい生活を築いていくことは大変でつらくて泣くことの方が多い。
それでもなんとか生活しているみんなを尊敬するし、なんとかやっている自分を誇りに思う。

I'm proud of you guys and I'm proud of me :)


雨降ったあとは晴れるよ🌞

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