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【アナウンサー受験】NHKの採用試験は民放局とココが違う!!

就職活動を終えた学生さんたちとの会話で、

各局の面接の違いについて盛り上がりました。

 

中でも、NHKの採用試験に臨んだ学生さんたちが

共通して口にする話が特徴的だったので

まとめておきますね。

 



本物の声で自分を語り

自分を好きになる人を増やしたい

フリーアナウンサー&就活プロデューサーの内山久美子です。


今日もお読みいただきありがとうございます。

NHKの面接は、○○!

例年、アナウンサー試験は、

民放キー局のインターンが大学3年生の4月くらいから始まって、

その後、夏くらいにNHKの前期インターンの募集がかかります。

民放テレビ局の面接を受けた学生さんが、

端的に話せなかったことを反省し、

短時間でインパクトを残せるように、

対策をしていくと、

NHKの場合、少し、面食らうようです。

・・・というのも。

NHKの面接は・・・

長いのです。


リアルな対面面接だと

だいたい15分~20分


オンラインでも

10分を切ることはあまりないようです。


皆、一様に


話をじっくり聞いてもらえた(突っ込まれた?)
・・・という印象を持ったようです。

私も色んなテレビ局の試験報告を受けますが、

やはり、民放の

「あっという間に終わってしまいました。

たぶん5分なかったと思います。」

という報告に比べると、


NHKの15分は、

かなりじっくりお話を聞いてくれる、

という印象です。


NHKの面接はどんな感じ?


まず、面接方式は、

学生1人に対して、面接官が1、ないしは2人、が多いようです。

(ES通過後の最初の面接)

面接時間が長いこともあり、

はじめは、なんてことはない雑談から入るようです。

「今日は暑かったですが、大丈夫でしたか?」・・・などです。


いわゆるアイスブレイクですね。
(アイスブレイクに関する記事は↓からどうぞ。)

『実例付き!【アナウンサー&就活面接】「アイスブレイク」の程よい切り返し』「雨の中、大変でしたね。」「朝は何を食べてきましたか?」「そのスカート、素敵ですね」 面接に進んだ際、緊張を和らげるために軽~くふられる「アイスブレイク」 …

ameblo.jp


雑談が一段落すると、

いよいよ自己PRをはじめとした質問タイムです。


この質問タイムでの深堀が、

どうも

「深い」らしいのです。(笑)


「なぜ」をとことん


NHKの場合、
もともと、エントリーする際のESに書く文章の量が

とても多いです。


400文字級の設問がずらり。


面接官は、当然、事前に読んでいますので、

そこから沢山の質問が来ます。


そして・・・。


「なぜ」の深堀を繰り返して

より具体的な話を求めてくるのです。

 

例:

学生:学生時代、○○を研究するゼミ活動に力を入れてきました。

面接官:珍しいですね。なぜ〇〇を研究しようと思ったのですか?

学生:○○にまつわる▼▼ついて興味があったからです。

面接官:それはなぜですか。

学生:△△した際に、□□と思ったからです。

面接官:そうなんですね。どうして□□と思ったのですか。

…という感じ。

(あくまで例えです)

 

・・・・・・・・・・・


これはNHKの面接に限ったことではなく、

もちろん民放の局でも実際に行われていることですが、


しっかり自分を深堀できている人にとっては、

絶好のチャンス!

他局の短い面接時間では伝えきれなかった内容を

じっくり聞いていただけるからです。

 

しかし!

深堀できていない人にとっては、

まさに地獄の時間といえるでしょう・・・。


一つの設問に対して、とことん聞かれる・・・

このくらい考えておけば、何とかなるだろう・・・

が通用しないのがNHKです。



やりたい番組についても、

・なぜそれをやりたいと思ったのか

・なぜそれを今、やらなくてはいけないのか

・なぜそれを、あなたがやらなくてはいけないのか

といった具合に、


「軸と信念」を持った回答をしないと、

あっという間に撃沈です。



これはでも、NHKに限った話ではありません。

もちろん、民法の局でも、深堀はかなりされます。


ただ、NHKの場合はインターンの段階から

かなり深く話を聞いてもらえる、

というのが顕著なのです。


ESに記載した内容は、質問される可能性が高いです。

「なぜ」を3回繰り返しても答えられるか=深堀ができているか

是非、やってみられると良いと思います。

 

NHKでよく聞かれる質問


さて、では、さらに踏み込んだ情報をお伝えしたいと思います。


NHKの面接に進んだ学生さんにどうだったか聞くと

かなりの確率で聞かれている質問があることに気が付きました


そのいくつかをご紹介します。

<NHKの面接でよく聞かれる質問> 

1.最近の喜怒哀楽について教えて下さい。
(すべてを聞かれるのではなく、最近嬉しかったこと、
 頭にきたこと、というような感じです)

2.今まで経験した困難なできことは何ですか。
  その時どう対処しましたか。

3.NHKで働きたい理由は何ですか。

 
ほかの民放局でも聞かれることがある質問ではありますが、

NHKでは、特に頻繁に、聞かれています。


特に1の喜怒哀楽に関しては、

アナウンサーの最終試験のカメラテストで出されたことも多々ありますので、

自分が、どんなことで笑ったり、怒ったり、悲しんだりするのか、

日ごろからネタを仕込んでおかれると良いと思います。


また、3.NHKで働きたい理由については、

「NHKは公共メディアであること」は絶対に押さえておきましょう。

公共メディアNHK | NHKのご案内|NHKについて 


全国にあるNHK

また民放局との大きな違いとして、

全国に放送局があるので、

アナウンサーの場合は、

転勤は避けられません。


これを、どうとらえるのか、

ということもポイントになるかと思います。


その分、

●全国のネットワークを通して内容の濃い番組が作れる

というメリットは、NHKに就職した多くの方がおっしゃっています。


本日のまとめ

 NHKアナウンサー試験の特徴

・面接時間が長い = 深堀りをしっかり!

・よく聞かれる質問は、事前に準備を!

・アイスブレイクから見られてます。

・ES、じっくり読まれてます。

・NHKの全国展開・公共放送という特性を理解すること

・全国転勤のとらえ方が大事


いかがでしたでしょうか。

NHKの試験対策に関しては、以前から、皆さんからブログに書いてほしい、

という要望もあったのですが、

正直、どこまで情報をお伝えしていいか、という部分もあり、悩みどころでした。


でも、少しでも、情報をお伝えすることで、アナウンサーになる!という夢が

叶えられる方が増えたら嬉しいと思い、今回書かせていただきました。


必要な方に届きますように。。。



フリーアナウンサー

内山久美子
 


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基本、本音しか書いていません(笑)
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