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試合で負けた子供への接し方7選

先日、アーチェリーの公式試合でした。
試合に負けて落ち込む息子への
コーチング的アプローチについて。

<試合で負けた子供への接し方7選>

・子供のペースで話を聞く
・気持ちを一緒に味わう
・無理にポジティブにならなくていい
・そのまま受け止める(否定しない)
・アドバイスをしない
・信じて見守る
・ただ、そばにいるだけでもOK 
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2月に息子は指を骨折し、
3週間練習を休みました。
それでも、10人しか出場出来ない
公式戦のレギュラー入りを果たして、
久しぶりに挑んだ試合。
 
 
練習では調子が良かったのですが、
久しぶりの試合で緊張したのか
思わしくないスタート。
ランキングラウンドの結果は
不本意な4位でした。
4位までメダルが貰えるので、
メダルは獲得。
 
 
午後のトーナメント戦では
シングルスに出場。
毎回1点差でストレート負けして、
1回戦敗退したのです。
対戦相手はランキングラウンドで
5位だった選手。
わずかな差でメダルを逃した雪辱を、
晴らしたのでした。
 
 
息子はとても落ち込みました。
試合で負けて落ち込んだ子供に、
どう接したらいいのでしょう?

 
 

コーチングの手法の一つに
ペーシング」というものがあります。

「ペーシング」とは
会話で、相手の話の速度、声の大きさ、表情などに合わせて話すこと。

コトバンク

「ペーシング」は相手の警戒心を取り除き、
親近感や安心感を与える効果があります。
 
まずは子供のペースに合わせて
気持ちを十分に聞きましょう

 
この時、
悲しいなら悲しい気持ち、
悔しいなら悔しい気持ちを

一緒に十分に味わいます
 
 
「元気出して!」とか
無理に気持ちをポジティブに
変える必要はありません

 
「そっか。そう感じてるんだね。」
と、否定も肯定もせず、
そのまま受け止めます。

なんとかしてあげたい気持ちになり、
ついアドバイスしたくなるけど、
そこはぐっと我慢。

アドバイスは相手が受け取りたい時以外は
しない方がいいです


この子は大丈夫。
試合に負けたことも経験のひとつ。
人生に無駄な経験はない。
そう信じて見守る事が大切です。 
 

「僕の/私の気持ちを分かってくれる。」
そう子供が感じられたら、
安心して次のステップに
自分自身で踏み出すことができます。
 
 
 
今回、息子の気持ちを
時間をかけて聞きました。
思春期なので、
なかなか話しはじめません。
そんな時は、いつでも話を聞くよと
ただ、そばにいるだけでもOK
 
 
ポツリポツリと話し始めたのを
そのまま受け止めて、
(絶対に否定しない!)
じっくり話を聞く。
すると、珍しく
気持ちを沢山話してくれました。
この時、何かを解決しようとする
必要はありません。

 
コーチングを学ぶ前の私は
子供の気持ちを十分に聞きもせず、
一方的にアドバイスして、
最短で結果を出せる方向に
導こうとしていました。
それが息子の為だと信じて。
 
 
これこそが、息子を否定することに
繋がっていたんだと、
コーチングを学んで気づきました。


試合で負けてしまった後の接し方について
今回はお伝えしましたが、
普段の親子の関わりにも使えます。
取り入れらそうなところから、
ぜひ試してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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