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息子が正直に言えた言葉とは?

はい。
昨日の記事の続きです。

やっと息子が私に正直に言えた言葉は

日本語補習校を辞めたい

です。

以前、バイリンガル子育てについてと、
息子の補習校に対する葛藤について書いた記事です。


この言葉を聞いた時、「決断できたんだね。」
と思いました。
とても長いこと悩んで、悩んで、悩み抜いて
息子が最終的に出した答えでした。


幼稚園年中さんから中2の今まで約10年間、
息子は本当によく頑張ってきました。

とても丁寧で読みやすい綺麗な日本語を書き
いつも先生に褒められていました。
私との会話は今も100%日本語です。
日本は大好きで、毎年夏に日本に行くのを
とても楽しみにしています。

日本語補習校に通わなくても
日本語に触れる機会は作れるし、
いつでも、日本語を学びたいと息子が思えば
学ぶ機会はある。


私のアメリカ人の友人で
大学で日本語を専攻して、
日本語がペラペラな男性がいます。
日本が大好きで日本で仕事をしています。

他にも
声だけ聞くと日本人としか思えないカナダ人
大阪弁が流暢なドイツ人
とても丁寧な日本語を話す韓国人
など、他にも多くの友人が
大人になってから学んでバイリンガルになりました。

本人のやりたいと言う気持ちさえあれば
いつからでも学べる。


補習校の退学届を書いたときは
正直に言って寂しさを感じました。
おそらく、
私自身が補習校との関わりを持っていたかったんだな
息子を卒業まで通わせたと言う
頑張った母の実績が欲しかったんだな
と自分のエゴも感じました。

今回、息子の決断を尊重できて本当によかった。
息子に「今までよく頑張ったね」と労いの言葉が
自然に出てきました。
同時に自分自身へも労いの言葉をかけたいと思います。
私も多くの時間を補習校に費やし
補習校に通う子供たちのためのイベントや
学校運営も携わってきました。
「今までよく頑張ったね」

補習校では多くの方々に本当にお世話になりました。
心より感謝の気持ちを伝えたいです。
ありがとうございました。

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