(83)特養の見学

昨日、特養の見学に行ってきた。というのも、うちには要介護3の義父母がいて、義父のほうは徘徊が激しく在宅介護が難しくなってきたからだ。そんな矢先に義父は過去1遠くまで徘徊し、昼夜逆転の義父の行動で家族も寝不足の状態が続いていたので、ケアマネジャーさんのアドバイスで義父は入院して薬の服用をしてみることになった。今は病院に入院して環境を整えてもらっているが、病院なのでいつまでもそこにいられるわけではない。そして、薬を服用しても認知症が治るわけではない。ある程度不穏が落ち着いて退院になったとしても、在宅介護ができるかどうかは難しいと思う。ということで、入院前からケアマネジャーさんには特養についての相談はしていたのだが、昨日は初めて施設内の見学をさせてもらい、担当者の方から説明も受けてきた。特養は、有料老人ホームに比べると費用をおさえることができるために待機人数が多いと聞くが、昨日見学させてもらった施設も、現在定員はいっぱいいっぱいになっているらしい。お部屋を見せていただいたり、費用の説明を受けたり、申込書の書き方を教わってきた。初めて施設というものを見させてもらった感想としては、明るくキレイな場所だなと感じた。この数年間の間に、義母の入院で4箇所の病院を見たが、病院の個室、多床室に比べると、殺伐とした感じを受けなかったというか、各自自分の洋服がかけられてあったり、好きな本、雑誌、雑貨を置いていたり、生活感のある明るい空間に見えた。病院とは違って、これから住む場所となるので、やはり見学に行ってきて良かった。この施設は今月からお見舞い、面会も自由に戻したらしく、ご家族の方としゃべっているのかな、と思われる方もいらっしゃった。まだ今の入院の退院の時期もわからないし、特養の待機がどれぐらいになるのかもわからないが、病院のケースワーカーさん、義父のケアマネジャーさん、そして施設の担当者さんは、皆さん親身になって動いてくださり、本当に感謝している。

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