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義父83歳要介護3(アルツハイマー型認知症)、 義母81歳要介護3、 同居する義母、先…

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義父83歳要介護3(アルツハイマー型認知症)、 義母81歳要介護3、 同居する義母、先日施設に引越しした義父との暮らしを備忘録として日記のように書き留めてみようと思います。

最近の記事

(110)老人ホームに会いに行くのは…

特養や老健、有料の老人ホームやサ高住、高齢者住宅にもいろんなところがあるが、毎日スケジュールが決まっていていろんなレクレーションやリハビリなどしながら過ごす施設もあれば、比較的自由な過ごし方をしている施設もあるらしい。お友だちを作って集まってお話したりレクレーションするのが好きな人といれば、そういうのが苦手な人もいるだろうから、それぞれ合ったところに入居できるといいんだろうなと思う。新型コロナウイルスで日常生活に制限があったここ3、4年は、病院へのお見舞いも施設への面会も禁止

    • (109)義母 美容室へ

      義母は現在81歳。地毛はほとんど白髪なんじゃないかと思うけど、いまだに2〜3ヶ月おきに美容室に通っては白髪染めをし、美容室に行くまでの間は頭頂部ウィッグをつけて、黒髪で過ごしている。 10年ぐらい前は、「もうある程度のところで白髪染めやめなあかんなあ。」と言っていたのに、81歳の現在も、白髪染めは続けている。 先週あたりから、そろそろ美容室に行きたい、白髪が伸びてきて…と言っていたから、行くとき教えて、と言っておいた。今は義母のお金の管理を夫と私がしているので、美容室のお金を

      • (108)義母の老眼鏡

        義父が施設に引っ越しして、早いものでそろそろ2ヶ月がたつ。役所とのやりとり、施設とのやりとり、いろんな支払い、その間にも義母の体調不良、通院、子どもたちのことでもいろいろあり、よくぞ私、倒れることなく頑張った!と思う日々だった。 さて、義父の引っ越しのとき、私は義父の着替えの服や下着類を、だいたい7枚ずつ揃えて持っていった。クローゼットはあるが、タンス屋チェストはない部屋なので、チェストを用意したほうがいいのかなあ…と迷ったが、不要なのを買うのももったいないし、とりあえず家に

        • (107)自分にお疲れさま

          先日、1番下の子の受験が終わった。義父の介護認定調査を依頼したのが、ちょうど1年前だ。義母も、夫も、義姉も、義父の介護の申請に前のめりではなかったものの、1番冷静に義父のことを見れているかもしれない私は、絶対必要だと思い、進めたのだった。この1年間、義母は2回?3回?も入院するし、救急車にもお世話になったし、義父は何度も徘徊して帰って来ず、警察に捜索依頼を出したり、自宅介護に限界を感じてレスパイト入院からの施設入居…子どもたちにも心配や迷惑をかけただろうと思う。特に受験生だっ

        (110)老人ホームに会いに行くのは…

          (106)介護と親族

          義父母と同居をして20数年。3年前に義母が要介護3、1年前に義父が要介護1になり、そこから3ヶ月ほどで義父も要介護3に変更。介護の必要のない義父母との同居ももちろんいろんな事件があったが、介護が始まると、私がやってあげないといけないことは格段に増えた。介護認定を受けるとケアマネジャーがつくようになるが、ケアマネジャー以外にもデイサービスのスタッフさん、訪問リハビリの先生、福祉用具レンタルの方、かかりつけ医、役所、金融機関、保険などなど…すべての窓口は私になった。訪問時の対応、

          (106)介護と親族

          (105)義母の汚部屋②

          今に始まったわけでもない義母の片付け下手について、なぜ今記そうと思ったかというと、私は今後のために、今後の義母のためでもあるし私のためでもあるし、夫や子どもたちのためでもあるが、ここに住む家族のために、大量に放ったらかしにされているものたちを片付けたいのに、その思いが伝わらないばかりか、昨日は義母にすごく嫌な言葉を言われて腹がたったから。ものは勝手に出ていってくれることはない。誰かがいつか、選別して残すもの、処分するもの、と分ける作業、捨てる作業をしないといけないのだ。それを

          (105)義母の汚部屋②

          (104)義母の汚部屋

          義母は掃除、片付け、といった整理整頓が苦手なよう。若いときはどうだったのかわからないけど、私がこの家に嫁いだ20数年前、義母もちょうど還暦ぐらいのときで、そのときにはすでに整理整頓は苦手なんだな…と私は感じていた。年齢とともに体力も衰えてきて億劫になることもあるのかもしれないし、もともと得意ではなかっただけかもしれない。 片付けを手伝ってでもしないといけないな…と最初に思ったのは、新型コロナウイルス感染症が広がったとき。給付金がもらえるとのことで、義父母は私に代理で手続きして

          (104)義母の汚部屋

          (103)義父の引越し②

          義父が高齢者住宅へ入居して、そろそろ1か月がたつ。義父は相変わらず昼夜逆転していることが多いらしく、夜中に廊下をウロウロ歩き続けていることもよくあるらしい。この前はクローゼットの扉を開けておしっこをしてしまうという失敗もあったらしい…。暴れたりするわけではないけど、スタッフさんにはたくさんご迷惑をおかけしているかもしれない。 さて、入居して1か月、いろいろな支払いが始まりだした。高齢者住宅か老人ホームか、など施設によってもいろいろ違いがあるのかもしれないが、義父が入居した施設

          (103)義父の引越し②

          (102)義父 老人ホームへ引越し

          いろんなことがいっぱいありすぎて、いろんな思いもありすぎて、とってもしんどかったけど…ようやく落ち着いてきた。 忘れないように、義父のことを書き留めておきたい。 義父が認知症病棟に入院させてもらって3ヶ月が経過した頃から、病院のソーシャルワーカーさんに退院をしてくださいと話をされはじめた。入院してすぐに特養に申し込みをしていたのだが、順番はまわってこないままだった。特養の申し込みについては、たくさん申し込んでおくほうがいい、という意見もあれば、1番希望する施設1か所に絞って申

          (102)義父 老人ホームへ引越し

          (101)義父の今後②

          入院から3か月がたち、病院のソーシャルワーカーさんから退院の話をされてから、そろそろ1か月…。施設探しの現状を都度報告しているので、義父を追い出すようなことはしないが、「第1希望の特養の空きがでるまでここで入院というわけにはいかないです。いつ空きがでるのかわからない状態なのであれば、いったん老健に入るとか、民間の老人ホームに入るとか…」といった提案をされた。申し込みした特養は、3か月たった今も順番が来る目処はたたないと言われた。ソーシャルワーカーさんに市内の老健が載った地図な

          (101)義父の今後②

          (100)義父の今後

          義父が認知症病棟に入院にして、早いもので来週で3か月がたつ。最初の説明通り、病院からは、もう退院してもらわないといけない、在宅介護がムリなのであれば退院後入れる施設を至急差がして欲しい、と言われた。在宅で介護を頑張っている方々の日記を読むと、本当にすごいな…と思う。徘徊もしんどいが、寝たきりのお世話もしんどい。それでも頑張っておられる方々の日々を読むと、自分としても何が正解なのかわからなくなる。施設を探していることは正解なのかわからなくなる。しかし、まだ10代の子どもが家にい

          (100)義父の今後

          (99)義父母 新聞購読契約

          認知症になるまで、新聞が大好きだった義父は、毎朝朝刊を持って仕事場へ行き、夕方帰宅すると朝刊を片付け、すぐに夕刊を読み始める人だった。新聞の契約も義父に全てまかせていた。しかし、ちょうど1年前、義母が一時期入院したときあたりから少しずつ少しずつ様子が変わってきた。郵便受けが開けられない。何時に新聞が届くのかわからない。溜まってくる新聞の処分の仕方がわからない。1日に何度も何度も郵便受けを見に行き、開けられないときは義母を呼び、新聞を取り込むのはいいが読んでいる気配はなく、家の

          (99)義父母 新聞購読契約

          (98)ソーシャルワーカーさんからの電話

          9月末に義父が認知症病棟に入院し、もうすぐ3か月がたつ。入院当初の説明で、入院する病院にいるソーシャルワーカーというお仕事の方から、「入院は最大3か月です。状態が落ち着いていたら、3か月以内に退院になるかもしれません。ご自宅での介護が難しいようなら退院後のことについても考えていきましょう。」というような内容のことを言われていた。春ごろから始まった徘徊がどんどんエスカレートし、頻度も距離も多くなってしまったことで家族の不安、疲労、生活への支障が積み重なり、入院という手段をとった

          (98)ソーシャルワーカーさんからの電話

          (97)義母の誕生日、義父の反応

          昨日は義母の82歳の誕生日だった。ずっと前は、服だったりカバンだったり小物だったり、百貨店へ行って選んでプレゼントしていたけど、義母は自分で選んだものしか使わないみたいで、プレゼントしてきた多くのものが使われないままに残っている。服もずっと衣装ケースに入ったまま、財布やカバンやポーチや傘も押し入れに入ったまま、マフラーや手袋もすでに持っているものがあるから新品の出番なし…ということに気づいてからは、食べ物やお花をプレゼントするようになり、さらにはお花もそんなに喜んでなさそうな

          (97)義母の誕生日、義父の反応

          (96)義父の誕生日

          昨日、義父は誕生日だった。入院先の病院で誕生日を迎えたのは、義父は生まれて初めてのことだったんじゃないだろうか。私がこの家に嫁いでから20数年間、義父は新型コロナウイルスの予防接種以外には全く病院に行くことはなかったような人だ。 義母には、義父の面会に行こうと思うときは車を出すから言ってね、と伝えているが、義父の誕生日である昨日も、特に義母は何も言ってこなかった。デイサービスの日だったから、夕方から敢えて出かけたくなかったのだろうか。なので私は義母がデイサービスから帰宅後、1

          (96)義父の誕生日

          (95)義母と晩ごはんのことで喧嘩

          私は20年弱、義父母の平日の晩ごはんを用意して一緒に食べてきたが、コロナ禍のときに、義父母とは晩ごはんを別々にすることにした。理由としては、義父母と息子たちと別々のメニューにするほど暇もないので全員同じおかずにしていたのだが、だんだんと義父母の好みに合わないことが増えてきたり、歯がダメになってきて噛み切れないことが増えてきたり、それなのに食費を渡す、もらう、という行為に、お互いいい気分ではなかったことがあげられる。それからは、気楽に夫と息子たちのためだけに晩ごはんを作る日が続

          (95)義母と晩ごはんのことで喧嘩