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ボヘミアンラプソディを観てきました

公開以来、人気がどんどん高まっているという映画『ボヘミアンラプソディ』を観てきました。中学時代にお小遣いを貯めて購入したLPレコードは、記憶する限り3枚で、そのうちの1枚が、QueenのLPレコードでした。けれど、その当時は、フレディ・マーキュリーについてもよく知らず、ただその音楽に惹かれて聴いていたように思います。

今回、遅ればせながら、映画を通して、フレディ・マーキュリーという人の人生を知ることになりました。

映画なので、製作者の意図が入っているとはいえ、随所に表現される、フレディの歌に対する完璧主義、作品に対する妥協しないこだわり、派手に振舞いながらも根底に流れる人や人生に対する真面目さ・・に心奪われると共に、有名になってもなお、容姿や人種やセクシャリティが故に差別され、自信を持ちきない苦悩と。自分を受け止めてくれる人を求め続ける弱さにも、感じるものがありました。

本当の自分とは何かを、最後は見つけたような描き方ではありましたが、人生とは、本当の自分を求め続ける旅のようなものなのかもしれない。そして、それは、とても楽なことではなく、辛いこともたくさんある。妥協せずに求め続けることで、その幸せも辛さはさらに大きくなるけれど、それこそが悔いのない人生となるのだろうと思わせる映画でした。

映画を観てから改めてQueenの曲を聴くと、これまた味わい深いです。しばらく、Queen漬けの日々になりそうです・・。

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