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藤沢久美の未分化な好奇心

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「藤沢さんの仕事って何ですか?」と質問されることが多いのですが、正直、自分でも、ひとことで答えられません。好奇心が導くままに、様々な仕事と出会う日々を、つれずれに綴っていきます。
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2018年6月の記事一覧

寿命がない社会が来たら?

今取り組んでいる仕事の一つに、森ビルが毎年秋に主催している、未来を議論するイベント「イノベーティブ・シティ・フォーラム(ICF)」の中のワークショップのデザインをするという仕事があります。 デジタル社会が進展する中で、私たちの働き方や生き方はどう変わって行くのか、そして、その変化にどのような準備をしておけばいいのかなどを、様々な分野の方々と議論をするために準備を進めています。 未来といっても、あまり先の未来になると議論が発散してしまうので、2030年くらいの近未来を議論し

クックビズ(株) 代表取締役社長CEO  藪ノ賢次さん

3月に公開した社長Talkのダイジェスト版です。ゲストはクックビズ株式会社の藪ノCEO。ダイジェスト版では、誰も手をつけなかった飲食に特化した人材マッチングサービスを起業したきっかけと、収録後の藤沢久美の感想をお聴きいただけます。(7分52秒)

売れない理由は社員ではなく、お客様に聞くべし!(社長Talk : 龍角散 藤井隆太社長)

社長Talkというネットラジオを11年間続けています。週に1度、社長さんをお招きして、お話を伺う番組です。ゲストは、上場企業を中心にしていますが、大企業というよりも上場して間近な経営者さんや自らが創業者という方がほとんどです。 先週の火曜日6月12日に公開したのは、龍角散の藤井隆太社長です。200年以上の歴史を持つ龍角散ですが、藤井隆太社長が社長に就任された時には、倒産寸前だったとのこと。その龍角散をいかにして再生し、21世紀の龍角散へと進化させたのかを伺いました。 対談

河瀬直美監督新作「Vision」を観ました

河瀬直美監督の新作「Vision」を観た。 河瀬監督は、同郷で、映画祭のアドバイザーもさせていただいたり、親しくさせていただいているので、ここでもいつものように河瀬さんと呼びたい。。 今回の作品の圧巻は、やっぱりフランス女優のジュリエット・ビノシュ。繰り返し画面一杯に映し出されるビノシュのアップと涙。もうそれだけで、何かグッとくるものがある。彼女が放つオーラは、共演者に適度な緊張を与えると同時に、未だ出したことがない演じる力を引き出したのではないかと思う。 仕事をしている

主体性を身につけるアクティブラーニング?

昨日は大分県の教育庁による、高校の校長先生向けの研修会で講師をさせていただきました。 テーマは、主体性。高校の教育指導要領が変わり、「主体的、対話的で深い学び」ができる授業をしなくてはならないそうで、その一つの方法論がアクティブ・ラーニング。 自由に議論をさせると、深く考えることなく単なる雑談になることも多々。深く考える力といえば議論だけでなく、興味のあることに没頭するとか、図書館で一人で調べ尽くすことも、深く考える力を磨くことになるかもしれないし、先生たちもとて

今日からnoteを始めます

今、自分の肩書きはいくつあるのか、数えてみないとよくわからない。色んな分野の仕事をしているけれど、正直、どれも楽しいし、全てが日々学びでもある。 せっかく、色んな体験をさせてもらっているのだし、日々の体験や感じたことなどを書いておいたほうがいいのではないかと思い始めた。 Facebookでも、時々書いたりしていたけれど、書いたものが流れて消えていく感じがして、noteなら、ハッシュタグで検索もできるし、マガジンを作っておけば、分類して記録しておけるし、まだ、何を書いていくか