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#74 「こどもを生まない選択もあるのよ」

こんにちは、くみです。

いつの頃も、働く女子にとって子供をいつ
出産するのがいいのかは、
頭を悩ませる問題だ。

でもその問題に、
「子供を産まない選択もあるのよ」と言ったのが
Iさんだった。

(Iさんはとにかく素敵な人なので、
 こちらの記事↓も読んでくださると嬉しい)

私自身は子供が2人いる。
いつか子供が欲しいと思って働いてたし、
自分が2人兄妹だったからか、
小さい頃から2人くらいかなと思っていた。

子供を産んで働いていると、わかりやすいので、
後輩は、出産のタイミングとか、両立の仕方とか
色々聞いてきてくれる。

ところがだ。

ところが、
結婚しているけど、
子供を持たない選択をしている女子には
後輩は聞いてこない。

なぜなら、
「持たない選択」をしているのではなく、
子供が欲しいけど、結果的にまだいないだけ
というセンシティブな状態の可能性も
あるからだ。

そんな中、Iさんは言った。
確か質疑応答の最中、
何かの流れだったと思う。


「私、子供はいないけど、自分で
持たないって決めたのよ」


講演だったから
会場は一瞬、静かにどよめいた。

でも講演に聞きにきている
20代、30代女子の
「え、もっと聞きたいけど、
 でも聞いちゃっていいのかな」
という心の声が聞こえてくる。

そんな心の声を察知して、Iさんは
続けた。
「もしこの辺りについて聞きたければ、
 何でも質問してくださって問題ないですよ」
と。

その声に押されて、
「何で持たない選択をしたんですか」
「欲しいと思ったことはないんですか」
「旦那さんの反応は?」

とかいろいろな質問が出たと思う。

Iさんの答えはこうだった。

子供を持っている自分が想像できなかった
旦那さんも特に、「君が想像できないなら」
 という感じで問題なかった。
やりたいこともたくさんあるし、
 まあ、別に「子供がいない人生」も
 ありだなーと思って。

なんというか、
自分の人生だから、自分が望むように
生きるというスタンス。

軽やかだし、しなやか。

結婚すると、何となく、周りから
「子供はまだ?」的なプレッシャーを
感じるという声がよくある。

それが親の場合もあるだろうし、
親以外の周りからも
「結婚しているんだから、そろそろなんじゃ」
的な期待というか、社会的プレッシャーが
かかる。


なぜか外野がガヤガヤ。

この外野は、本当、やめた方がいいよね。
子供が欲しいけどなかなかできない場合は、
傷つくだろうし、
子供を作らない選択をしている場合は、
余計なお世話すぎる。

もっと色んな生き方があることを
認めてあげればいいのに。
独身のままでも何か言われるし、
結婚したら結婚したで何か言われる。

でもそんな中、Iさんは
胸張って、
「子供を産まない選択をした」自分を
話していた。

しなやかな生き方。

結婚はしているけど、
子供を持つ自分は想像していない。
そう言う方がおられたら、
胸張って正々堂々として大丈夫です。

自分の人生だから、
自分の行きたい方向に
進もうとしている時点で
本当素晴らしい。




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