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アメリカのヨーグルト事情

海外のスーパーマーケットって見慣れないものがあったり、雰囲気が違うので楽しいってなったりしませんか。

「そうそう」と思う人はぜひ読んで欲しい。
今日は、アメリカのスーパーに行くと
ヨーグルトの種類が多すぎるって話です。

ヨーグルトの陳列棚に占める割合が半端ない。
下の写真は大手スーパーマーケットのセーフウェイのヨーグルトの棚。

わかるでしょうか?
上に掲げてある黒いボードもヨーグルト、グリークヨーグルト、ヨーグルト、グリークヨーグルトと四つ並んでる。

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「え、、なんで交互に4つ並んでるの?
グリークヨーグルトと普通のヨーグルトをそれぞれ並べればいいんじゃない?」とツッコミたくなる気持ちがあるが、ここで言いたいのはそんなことではなく、あの黒い看板を4つも並べないといけないほど陳列棚を占領しているということである。


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当たり前だけど、反対側から写真をとってもやっぱり圧巻のヨーグルトの品揃え。


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ちなみにアメリカはそんなにヨーグルトを消費しているのか?と言ったら一人当たりのヨーグルトの年間消費量は日本よりも少ない。日本が大体13キログラムであるのに対してアメリカは10キログラムに達していない。

一方で年間の成長率は11%なのでまだまだ成長が見込める商品であることには間違いない。

人口は日本の2倍以上なので、ヨーグルト市場という意味では日本よりも規模が大きいかもしれないけど、このヨーグルトの陳列棚の割合は日本のそれよりもあきらかに大きいと思う。

そして陳列棚の黒いボードにある通り、
アメリカではグリークヨーグルトの占有率が高い。

グリークヨーグルトって本来はヨーグルトの種類のはずなのに、それだけで黒い商品ボードに書かれてしまうくらいですからっ。

グリークヨーグルトって知ってますか?
グリークヨーグルト=ギリシャヨーグルト。

ギリシャヨーグルトとは、水切り製法で作られるチーズのように、乳清や水分を取り除いた、堅めのヨーグルト。

そしてヨーグルトの中でももっとも売れているのが下記にもある通り、Chobani(チョバニ)。

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チョバニだけでも、ものすごーく種類がある。
日本だとブルガリアヨーグルトが圧倒的に強くて、味もイチゴとかブルーベリーとかフルーツ系が一般的。

でもアメリカは違う。

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チョバニ陳列棚をアップすると、ミントチップとかオレオとかクッキーダフみたいな味がある!

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え???
ヨーグルトなのにチョコレート?

と驚くなかれ。
これがまた意外と合うのである。

言ってみれば、軽めのチョコチーズケーキのような味わいになる。

そして私は調子に乗って色々買ってみた。

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フロリダですっかりハマったキーライムパイ味。
トッピングはクランチとホワイトチョコレート。

これは間違いない味。
目を瞑れば、ヨーグルトを食べてるなんて思えない。

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そしてチョコレートとオレンジの組み合わせ。
これもデザート感覚!

はっきり言って美味しいです。

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さらにチョコレート系。
チョコレートとヘーゼルナッツ。

多分、日本で普通に生きていたらヨーグルトをチョコレート味にするという発想は出てこないと思う。この辺り、やっぱり食習慣の違いや多様性がいきているところなのかと。

でもね、私は考えたよ。

ヨーグルトにチョコレートという発想は出てこないけど、例えばコンビニのスイーツコーナーにヘルシー路線で売り出せば、人気のデザート商品になるんじゃないかと。

どうでしょうか、セブンイレブンさん?

うんうん、我ながらいける気がする
(自分が食べたいだけ)

++++

チョバニ。
未開拓の味がまだまだあり、これからのお楽しみでもある。

もしアメリカを旅することがあれば、ぜひチョバニをお試しあれ。
お勧めはチョコレート系!



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