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【20240119】マンモグラフィ検診の結果が届いた日から#4

この待っている間が恐怖だった。
資料を用意しますっていったいなに??ダメってこと???
とおもって。

20分程待って診察室へ案内された。
男性のお年寄りの医師が「うーん」といいながら画面を眺めていた。
そして、
「もろもろエコーの結果をみたところ・・・正直言いますと怪しいですね、これは」
と言われた。
今現在まででそのときが一番真っ白になってしまった時かもしれない。
「は?なに言ってるの?大げさに?」
とおもったけども、
「エコーのこの部分、黒い影があるんです、そしてその大きさは1.6cmの小さめのしこりが。このあと。病院を紹介して、MRIとか針生検など、細胞の検査をして、悪性か良性か、みてもらってください」
と淡々と話をしてきて、
「ちょっと、触診してみましょうかね」
といってみてもらっている間に、波が押し寄せるように、感情がどっと恐怖と悲しみがやってきてしまい、
「いまもし癌でも、だいじょうぶなんですよね??」
と泣きながら言ってしまった。

「もし、悪性でも、小さいしこりですし、ステージⅡとかかな。初期の範囲内だとおもうけど・・・」
と言ってくれたのが今でも、救いだが、そのとき知識がまったくなかったので、(もう今までの生活はできないのだ)
という恐怖で震えてしまった。
一緒にいた看護師さんがもらい泣きしてくれたのか「まずは総合病院でしっかり検査してもらいましょうね」
といってくれた。

ある程度、覚悟をしなければ、もう大人(中年)なんだし、しっかりしろ私。と思いながら。。。でもこんな結果つらすぎた。

「もしなにもなければ、来年こちらの健診センターにかえってきてくださいね」と医師から言われて、今思えば(頑張ってこい!)という励ましだったかもしれないけど。
このときはただただ医師を恨んでしまった。

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