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上京する新大学生、部屋選びはギャンブル。80点の引っ越しを目指そう。


上京組の部屋選びはハンデだらけ

大学受験も終わって進学先も決まって一段落、しかしそうはいかない。推薦で受かったとかなら話は別だが、一般で受験した人にとっては、どこに行くかもわからないのに部屋を借りるということはしないだろう。とにかく時間がないし、内見する余裕もない。風呂トイレ別は必須?駅から歩いて何分?こんなことを考えているうちにも時間は過ぎていく。そうして焦って投げやりに部屋を選んだ結果、大ハズレを引いてしまう。そういう風に僕はなってしまった。

「どうして失敗しちゃったんですか?」

ここで失敗例を紹介。去年都内の大学に合格した僕だったが、実家が東北の田舎にあり、東京が23区しかないと勘違いするくらい地理に弱かった。大学に行ったのは受験の一回きり。圧倒的に情報差があった。しかも複数の大学を受験してたので受かるまで全然物件のことに頭が回ってなかった。情報収集もままならずある程度大学から近い、安いということで物件を選んだが、正直言って失敗だった。とにかく狭い。実家がそれなりに広かったからこれが超つらかった。帰るたびに「部屋選びミスった」と思う毎日。他にも挙げればきりがないが、僕と似たような環境の新大学生にはこんな思いはしてほしくない。僕もこんな思いは二度としたくない。

君が部屋選びに失敗しないためには

こんな僕の経験から、あまり時間がない上京組は何をするべきかを、できる限り教えたい。

①価格幅はちょっと広めにとっておく

賃貸の価格は最重要項目だろう。安ければ安いほど嬉しいのは間違いないが、もしたった千円の違いで風呂トイレが別を選べるなら?少し値段を上げたらどれぐらい条件が良くなるかを知るために、予算の5千円~1万円程度は家賃の設定に入れておくといいだろう。

②6畳は狭い

僕が住んでいたアパートは1Kの5.5畳だった。住んでいたほんとに狭さがストレスになる。ベッド、机を置いた時点でもうスペースがない。目安としては6畳は避けた方がいい。ちょっと物を置いただけで生活に支障が出てくるレベルだ。特に物の増えやすい大学生となればだ。

③家賃と条件はトレードオフ、平均から探す

家賃が安ければ条件も悪くなる。だからこそ多くの物件を見て希望の家賃でどれぐらいが条件の平均になるかを見てみよう。その上でどれだけいい条件の物件があるかを見ることが、いい条件を見つける鉄則だ。

避けるべき条件リスト

ここでよくある避けるべき条件のリストを紹介しよう。これを参考にして許容できるデメリットかそうでないかを判断してほしい。

  • ユニットバス 以外と耐えられる人もいる(自分含む)。でも大半の人は避けがち、特に人を呼ぶときは不便に思われることも。

  • エアコン無し 今の日本でエアコン無しで夏を乗り切るのはもう不可能に思われる。無理して乗り切ることはQOLがすごく下がるのでおススメしない。

  • 一階 安全面、防犯面のほかにも、虫が入ってきやすいというデメリットがある。虫が無理な人は二階以上に住むのが吉。

  • 木造 音が通りやすいので、騒音トラブルの原因になりやすい。

  • 駅・大学から遠い 20分以上かかってしまうようだとつらい。日々利用することになるので単純に時間がもったいない。

 これ以外にも条件はあるが、避けるべきというよりもあったらうれしいタイプのものになってくるので今回は紹介を避ける。

あえて1年耐えてみる

これは僕の体験から出た結論だが、土地勘もろくにない状態で好物件を探すということは非常に難しい。実際に僕はそれで失敗した。それならもう最初の1年はお試しと割り切ってしまって、それなりの物件を選んで一年をかけてじっくり物件探しをするというのはどうだろうか。寮やシェアハウスを利用してみたって構わない。自分が住む賃貸にこだわりたいのなら、逆にそれだけすれば選択できる中で最良の物件を見つけることができるだろう。それにあえて繁忙期を外して賃貸を借りれるなどメリットは少なくない。じっくりと検討してみてほしい。

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