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「イチケイのカラス」から学ぶ

回を重ねるごとに面白く感じるドラマの1つ「イケイのカラス」
ドラマでは刑事、弁護士、検事そして裁判官と人を裁く仕事がよく取り上げられます。

ドラマだから現実離れ、誇張があるにしても、今回の「イケイのカラス」は面白い。そのドラマを見て感じたこと・・・・・

法に基づいて人を取り締まるまたは裁くことに関連した仕事、つまり警察、刑事、弁護士、検事そして裁判官が機械的に仕事に従事したら怖いな、と

刑事

上記の仕事に就くには多くの勉強をすることが求められます。特に弁護士、検事、裁判官はいわゆる高学歴(一般的なイメージ)の方がなる。
頭が良い分、回転もはやく、過去の事例に基づいてどんどん裁くことはできる。犯罪が増えているならば、その能力が求められるでしょう。でも、それでいいのか?

そこに問題定義をしているのが「イチケイのカラス」
裁判官の仕事は人の話を聞いて、聞いて、聞く。そして、50年後でも自信をもって正しかったと言える判決をくだすことを目指す、と主人公は言っています。この人の話を聞くという能力がだんだん落ちている気がしています。

背景には、
1)核家族化
2)地域コミュニティの崩壊
3)SNSによる文章の短文化
4)文章より動画や画像への依存増加
などなど

知識だけを豊かにした人が、もし自分を裁く裁判官だったら。私は本当に嫌です。話をしっかり聞き、私が納得できる判決が欲しいです。

希望もあります。以前話題になった「DJポリス」です。
傲慢な、威圧的な言い方で人に指示を出すよりも、相手に届く言葉を考え、届ける意識のある警察官の登場は未来への光だと思います。

さて、ドラマも佳境です。次の放送が楽しみです!!





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