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150周年記念ビール「バレルエイジドサワーエール」

熊澤酒造株式会社

こんにちは。
湘南ビール醸造責任者の筒井です。
noteを書くのは初めてで緊張しています (笑)
どちらかと言えば喋る方が得意なんですよね。

さて今回は熊澤酒造150周年記念ビールの「バレルエイジドサワーエール」ついて書かせて頂きたいと思います。
少し長くなりますが最後までお付き合いよろしくお願い致します。
ちょと固いかな。
 

高級感漂うパッケージ

天狗シリーズ


熊澤酒造の天狗シリーズは2016年の湘南ビール20周年を記念して造られました。ウイスキーの空樽にビールを入れて熟成させたバレルエイジドビールがスタートとなっています。通常のビールの製造工程では表現できない複雑な味わい、使う樽の種類やビールの組み合わせによって様々な味わいを造ることができるのが特徴です。
 

きっかけ


150周年ビールを造ろうと思った時、一番初めに浮かんだアイデアは防空壕を活用したビール造りでした。
熊澤酒造の敷地内の奥には戦時中に使われていた防空壕がそのまま残っています。
防空壕が残っている会社って珍しいですよね。
防空壕の中は年中温度が一定に保たれています。その環境を利用し弊社では日本酒の瓶を防空壕で熟成させる取り組みを行って来ました。
それをヒントに何か防空壕で熟成させるビールが出来ないかと考えました。防空壕の中はビールを熟成させるには少し高い温度です。その温度帯を逆手に取り防空壕の中にワイン樽を入れて熟成させることを思いつきました。
それが2019年の春頃です
 

現在の防空壕入口

樽入れ作業


この計画が決まり2019年秋に空のワイン樽を防空壕内に運び入れました。
その作業はとても大変。狭くて細い防空壕の中に樽を転がしながら入れる作業。その様子はまるでリアルドンキーコングのような光景になっていましたね。今となっては良い思い出となりました。
 

防空壕内の通路 

熟成期間


その後150周年専用のベースビールを造り、ケグから樽へビールの移し替え作業を行いました。
通常のバレルエイジドビールは、樽に染み込んだお酒の風味がビールに移り、そのキャラクターを抽出する事を目的として熟成させます。(例ウイスキー樽、シェリー樽)しかしこのバレルエイジドサワービールはワイン樽の中に住み着いた微生物の力を借りてゆっくり酸味を付けていきます。
人の手では管理しきれない神秘的な側面が魅力のひとつです。
 

防空壕内で樽を熟成している様子

ついに完成!


そうして3年の歳月が過ぎようやく完成を迎えることが出来ました。途中本当に良い仕上がりになるかドキドキしながら熟成を待っていました。そんなビールの味はというとブドウの皮を連想させる、野性味感溢れる酸味がかったアロマが印象的。ワイン樽に長期熟成させたことにより生まれたフレーバーは、杏子やブルーベリベリーなどのキャラクターが複雑に融合しています。アフターテイストに続く淡い酸の余韻を是非お楽しんでもらいたいと思います。
湘南ビール史上過去最高の歳月を費やして完成したこのビールは限定1500本になります。
今ならお得なグラスセットでの発売もあります。
完売する前に是非お試しください!!
 
オンラインからの購入はこちらからお願い致します。
オンラインのURL

150周年ビールグラスセットGS-25 - 熊澤酒造Online store (shop-pro.jp)


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