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1980/01/20 そのような話題から1つだけ取り残されていたのである。非常にくやしい。

1980年に夫が書いた日記を、2018年に妻が読んだときの感想とあわせて更新しています。(経緯はこちらから。)

1月20日は思いがあふれすぎて、
長くなったため2つに分かれています。
この回は1月20日vol.2になります。

やはり恋愛のことは一大事ですね。


1月20日(火)晴 

しかし、このような難しい関係が出来て、苦しんでいて、最終的にはトレードが成立し4人の間が丸く収まるように話しができていたとは・・・本当に知らなかった。私の存在など何一つ関係ないのである。だから、みんなはあまり私にそのような話をせず、私に、そのような気持ちを起こさせないようにしていたような気がする。

とにかく、その頃からタケシたちと付き合っていれば、このような情報も知ることができたのではという気がする。私や高田や常田や山西のグループは、そのような話題から1つだけ取り残されていたのである。非常にくやしい。

確かにあの頃は、私の知らない所で、いろいろな事が行われているなと感じているが、まさかこのような事が起こっているとは・・・。

タケシやカオスやカキちゃんと茶店に入りそのような話をして出た後、タケシだけが帰り3人で谷豊三丁目の歩道橋の所で語り合った。カオスとカキちゃんは、花葉さんのことについて今までの経過と今後の対策について、私は南さんの事についてしゃべった。告白しようとした日は正久と彼女の仲が成立した日だったとか、ソフトボールの練習中、タケシくんよりもクマちゃんの方がファーストになって欲しいというように言ってくれた事や、後井さんへのフェイントなどいろいろな事をしゃべり合った。

今になって考えてみると、もしも私とうまくいく可能性があったのは、ソフトボールの練習後、右藤さんや南さんと一緒に茶店に入って時以外ないような気がする。


まあ終わった事だからしょうがないが、これからのケースには、もっとあらゆる人の情報を取り入れなければならないと思います。もう1回でいいからあのような事をやりたい。


カオスも花葉さんのことは割り切って考えた方がいいと思う。

花利さんの事件の犯人が見つかった。なんと予想に反して寿司屋さんを経営していた人で顔も二枚目なのである。また不幸にも、花利さんを誘拐してすく橋の上で殺してしまっていたのである。なんと残酷な。

とにかく、明日の朝刊に詳しい記事が撮るでしょう。
学校は、この話題で持ち切りになるでしょう。


それにしても、今日はいい話を聞いた。

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

自分に関係のないところで粛々と進んでいた恋愛関係・・・
複雑な心境にもなるでしょう。

明日はどうなるのでしょうか?

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