12月4日(日)
アドベント第二主日を迎えました。先週は、H伝道師の按手礼式が和歌山教会で執り行われました。コロナ禍ということでしたが、多くの方がお集まりくださいました。H伝道師は正教師=牧師となりました。今日の聖餐式は、T.H牧師が司式される最後の聖餐式でした。礼拝の報告の時に、みんなで拍手をして感謝を表しました。本当に長い間ありがとうございました。
クリスマスが近づいて来ましたので、お世話になった先生方や礼拝出席の難しくなってこられたご高齢の方々へクリスマスカードの寄せ書きを始めました。
また、奏楽者のM.Nさんにご指導いただいて、クリスマス・イブの「キャンドルサービス」で讃美する讃美歌のハーモニーの練習をしました。皆さん年季が入っておられますので、とてもお上手でした。アルトのパートが難しいようですが、しっかりハーモニーになっていました。
寒さが少しずつ増してきました。礼拝堂に暖房を入れ、コロナ拡大感染予防のために窓を開けて空気の入れ替えをしています。
ホームページへの訪問ありがとうございます。みなさまのご家庭に主の祝福が豊かにありますように。今週もお元気にお過ごしください。
11月27日・礼拝説教要約
説教「枯れた木が緑の木に」 濱田辰雄牧師
エゼキエル書17章19-24節聖書は全巻通して、神による「さばき」と「ゆるし」が語られている。今日の聖句でも19~21節ではさばき、22~24節ではゆるしが語られている。一方このテーマを人間の側から見ると、さばきに対して「罪」、赦しに対しては「信仰」もしくは「応答」ということになる。
これらのテーマの中で、わたしたちに一番関わるテーマは「信仰・応答」である。どうしたら人は罪を悔い改め、信仰へと至るだろうか。それにはいかに自分が神に背いているかを自覚することである。主のたとえ話の「放蕩息子」のごとく、父に背を向けて家を出た息子が、餓死寸前の危機に直面して、考えと生き方を変えて、父と家に向かって歩きだした。「悔い改め」の原義は「方向転換」ということであり、この生き方の方向転換によって、枯れた木が緑の木となっていくのである。