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変化を恐れずにできることをしようと陝西省出身のドライバーとお話しして決意した件 #775

昨日、中国に戻ってきました。

中国に「来ました」ではなくて、「戻ってきた」というのは心からの感想です。むしろ「やっと戻ってこれた」と感じました。

妻様からは、中国にというよりは自宅に帰ってこれたことにホッとしているんじゃないのって言われました。確かにそうかもれません。

さてさて、わたしの住む町は様々な面でスピードが速いといわれる場所です。今までも環境の変化のスピードは速いと思っていましたが、生活や仕事のスピードまでも速いとは感じていませんでした。

しかし、今回帰国し、街の様子を眺め、仕事関連連のメールを片付けながら考えてみると、確かにここはすべての面でスピードが速い場所かもしれないと思えました。

10日前には通行できた道路が工事中になって、一部電動自転車専用道路に変更されていたり、使っていたコンビニが閉店していたり、知らないお店が開店していたりするだけではなく、会社からはまったく取り組んだことのない件に関する調査依頼があったりと、これどうするの?どうなるの?って思いました。

日本でも閉店したコンビニなどを見かけましたが、それを成長など積極的な意味での変化とは感じられず、久々に会った人に「年取ったな」と思ってしまうのと同様な感覚を覚えました。

もちろん、社会として成熟していることは良いことですし、不必要なものがなくなるのも当たり前のことです。ただ、変化しない社会などない中で、福岡で感じた変化と、この街で感じる変化には違いがあるなと思っただけです。

昨日、利用したタクシーの運転手から、中国の麵は好きかと聞かれました。

蘭州牛肉拉麺は大好きですが、最近は陝西の麵もよく食べますよと言うと、お前はわかっていると喜ばれました。運転手は陝西出身だったらしく、その後も陝西の麵の素晴らしさを熱く語っていました。

そして、陝西の麵のお店をずっとやっていたのだけど、今はドライバーをしていると話してくれました。そして、変化するので対応しないとねと笑い、今は休みの時などに友人と家で陝西の麵を楽しんでいるよと話してくれました。

また、息子が昨年高考(中国の大学受験)で良い成績がとれなかったけど、浪人を選んだこと。そして、今年は好成績だったようで、9月から名門と言われる大学に進学することになったと話していました。さらに、日本語で高考を受けたんだと嬉しそうに話していました。

状況の変化に応じて、対応する人たちの姿をみて、なんだか元気が出てきました。したいことができなくなるかもしれないし、努力してもすぐには結果を出せないこともあります。それでも、できることを探して行動し続けることは大事だなと感じました。

さて、今日は8月1日です。

わたしたちの新居での新生活が始まります。また、仕事内容は変わりませんが、共に働くスタッフは変わる予定です。今日から少しずつ新しい仲間と知り合っていくつもりです。

変化にはストレスが伴います。また思っているよりもスピードは速いかもしれません。また変化しないと思っていたことも大きく変化してしまうかもしれません。

でも、どんな状況になっても通常の活動を心がけていこうと思ってます。そして、感じたこと気づいたことを note に書いていきたいなと思いました。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。

ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。