謝ったら死んでしまうと思っている人たち
中国で暮らしていると「すいません」とか「申し訳ない」と言ったら死んでしまうと思っているに違いない人に良く遭遇します。
今日もまたその手のタイプの人に出会いました。
IKEAで家具を買って、時間指定で配達を依頼しました。
午前9時から午後1時にの間に配達予定だったのですが、お昼になっても届きません。
これは1時ギリギリに持ってくるかな?なんて思ってスマホで配達状況を確認すると午後12時25分で配達完了となっていました。
わたしの住むアパートは敷地が広く、宅配ボックスが至る所にあるので適当に荷物を置かれて配達完了とされたら面倒だなと思いIKEAに電話しました。
すると「配達完了していないのなら、確認して連絡させます」と言われました。
そして待つこと10分程度、配達業者より連絡がありドライバーから連絡があるので待ってくださいと言われ、数分後にドライバーより連絡がありました。
どうして配達済みになっているのか?と聞くと、私の質問には答えもせずに午後3時から4時の間の配達でもいいか?と聞かれました。
それで丁寧に「午後1時までに持ってこい」と話しました。この時点で12時50分です。
午後1時10分に持ってきました。
持ってこれるんじゃん。
◇◇◇
さてこの間、わたしと電話したのは
1)イケアのカスタマーサービス、
2)配送センターのカスタマーサービス、
3)ドライバーです。
誰一人謝ることもなければ、迷惑をかけたという一言もありません。ただ配達を手配し直すので待つようにと言われました。
それでわたしもすでに4時間待っているので、これ以上は待てないと言うと、できる限り早く持ってきますと言うので待つことに。
ま、届いたのでいいんですけど。
◇◇◇
さてこれが日本だったらどうなるかというと「この度は弊社配送の件で大変なご迷惑とご心配をおかけしたことをまずお詫びします」から始まって、丁寧に対応してくれると思います。
さて、ここまで書いてきて思ったんですけど、中国式謝らないけど仕事は進めるスタイルも決して悪くないのかもと。
中国の生活に慣れすぎてしまっているのかもしれませんが、別に謝ってもらいたいのではなくて、荷物を届けて欲しいだけです。
だから手配を急ぐほうが効率的なのかもな・・・なんて考えてしまいました。
◇◇◇
今、配送センターのカスタマーサービスから電話があり、荷物の受け取りの確認がありました。その時に初めて「煩わせてしまってすいませんでした」と言われました。
もしかすると中国的解決方法では謝罪は後にするものなんですかね?
確かに荷物を受け取る前に謝罪されても、荷物が届かなければ問題解決になりません。
でも荷物を届けた後、謝罪すれば問題も解決しているし、今後はノーサイドで行きましょう!ってことになりやすいかもしれないです。
ってふと思ったけど・・・
やっぱり4時間待たされたのはむかつくし、届けてないのに「配送済み」って嘘つかれたのも気分悪いし、こちらから問い合わせなければ4時とか5時まで待たされたっぽいし、やっぱりきっちり仕事して欲しいです。
中国生活に慣れたようで、まだまだなれません。
精進します。
ではまた明日!
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