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市内で2番目に好みの豚骨ラーメン屋さんですと言ったら一番は一幸舎でしょって言ったQさんの話

先日、中国人が経営する豚骨ラーメン屋さんに行ってきました。

1ヶ月の間に4回も通うほど大好きなラーメン屋さんです。もちろん今でも一番好きなラーメン屋さんは「一幸舎」ですが、ここのラーメンも美味しいの範囲にがっちり入ってます。

49元のラーメン


39元の豚骨ラーメン

従業員が「お味はどうですか?」と聞いてきたので、市内で二番目に好みのラーメン屋さんです。区内ならダントツで一位ですよと言うと、とても喜んでいました。

そして、しばらくすると若い女性が店に入ってきました。従業員はその女性と何かを話すと、女性が声をかけてきました。

その方は経営者の奥さまで、ラーメンを褒めてもらったことがとても嬉しいと喜んでいました。そして経営者の方も帰ってきて食事しながら一緒におしゃべりをしました。

聞くと、経営者のQさんは日本で日本語を学び、その後大学へ進学。東京で2年ほど働いた後、中国に戻ったそうです。そして、中国でカフェを開きました。カフェはアメリカのドラマからアイデアを得て内装やメニューにこだわったと話してくれました。

そして、日本で食べたラーメンを中国でも販売したいと思い、ラーメン屋を開店したそうです。

味はどうですかと言うので区内では断トツ1位、市内では2位かな・・・と言うと、彼はすぐに「一位は一幸舎でしょ?あのお店はスゴい。管理もスゴいし接客もいい。何より中国で完全にスープを作ってるのがスゴい」と熱く語り出します。

Qさんも一幸舎のラーメンが大好きで、目標だそうです。

そのQさん夫妻、まもなくカフェを別の経営者に売却するそうです。理由を聞くと、ラーメンに集中したいからだそうです。そして、カフェを手放した後、香川県に修行に行くと言います。

ラーメンなのにうどん県に行くのと聞くと、製麺技術と鶏をベースとしたスープ作りを学ぶんだと言います。

香川県に行ったことはありますが、ラーメンは食べたことがなかったし、香川ラーメンなんて聞いたこともなかったので日本についてまだまだ知らないことばかりだなと思いました。

今のお店は豚骨ラーメンを出しているので、鶏ラーメンは別の場所に店を出すと話していました。すでに契約をしており内装を始めるそうです。

Qさんは、場所で選ばれるラーメン屋ではなくて、味で選ばれるラーメン屋になりたいと何度も言ってました。

わたしは一幸舎のラーメンを褒めることができるQさんなら、他のラーメン屋さんや職人から学び、自分なりのラーメンを準備できるだろうと思いました。そして、今すでに提供しているラーメンもとっても美味しいので、できれば長く続けてほしいと思いました。

さてさて、そのラーメン屋さんの近くに同じ価格帯の豚骨ラーメン屋さんがあります。そのラーメン屋さん、1回目はとても美味しかったのですが、2回目は次はないかなというお味に、3回目はスープはヌルくて味がしない。麵は伸び伸びになってました。

中国のお店って味が変化するんですよね。良いほうに変わることもあるのですが、1度劣化するとなかなか行こうって気持ちがおきません。

今回のラーメン屋さん、4回通っても大丈夫なので、このままキープしていってほしいです。

ただ・・・血糖値が高いのでラーメン屋さんは本当はNGなんだよね。トホホ
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