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他人と比較しない生き方:超高学歴中国人男性から学んだシンプルな幸福論

とある中国人男性とおしゃべりしました。

彼は超高学歴です。日本でいえば東京大学の大学院を卒業しているような中国人です。すでに結婚しており、仕事も順調のようです。

その彼に「幸せの秘訣は何ですか」と聞いてみました。

すると「人と比較しないこと」とぽつりと答えました。そして、自分が満足しているのなら無理をする必要はないといいます。

例えば、同級生がどこに家を買ったとか、どんな車に乗っているかとか、年収がどれくらいだとか気にしないようにしてると言います。

こういった考え方を持つ中国人は少数派です。

先日の note で書いたとおり、多くの人はお金で手に入れられるもので幸福かどうかを評価します。

大きなマンションに住み、畳のような大きさのテレビを買い、大きな車を乗り回すこと。そして、それをスゴいと言われることで気持ちが落ち着くのです。

そのなかで、中国では無敵の資格とも言える超高学歴というカードを活用して、バリバリと働く彼の幸福論は自分だけの基準を持つというのは興味深いです。

そして、子どもにも無理をしてほしくないと言います。

勉強が好きなら大学での勉強を目指すもいいし、他の分野でしたいことがあるなら、それを目指せばよいと言います。

それで、あなたの子どもたちも幸せですねと言うと、子どもたちにはぜひ幸せになってほしいと笑ってました。

そして、彼から「先生も幸せでしょう」と言われたので、そう見えるなら良かったですと答えました。

実は、わたしは人の評価が気になるネガティブ人間です。

それで、彼から幸せそうだと言われて嬉しく思いました。でも、それと同時に、これは良くない傾向だぞとも思いました。

本当の幸せとは自分の中から沸いてくるものであって、他の人のコントロールされるべきものではなからです。

もちろん、誰からか関心を示されたり、評価されることを嬉しいと思うことは良いことです。

でも、その比重が大きくなるのは良くありません。

誰からも評価されなかったとしても、自分の状況を冷静に分析し、前向きな気持ちや満足感を自己生産できるようになる。

そうなれば、ネガティブなりにポジティブに生きていけるのではと思っています。

今日は本当に実りの多いおしゃべりでした。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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