在日中国人が中国へ帰国したって別に良いじゃないと思う件
日本で稼げなくなった在日中国人が中国への帰国を検討しているという記事を読みました。
この記事は、帰国を検討しているブルーワーカーを次のように分析しています。
彼らは、そもそも日本が好きだから日本へ来たわけではありません。日本へ来た理由が稼げるからであれば、中国のほうが稼げる今、中国へ戻るという決定をするのも当たり前ではと思います。
日本の中華料理チェーン店でコックをしていた中国人と親しくしていたことがります。
彼のスケジュールは「仕事」か「寝る」だけでした。とにかく、お金を貯めて、中国に残している家族に仕送りをすることが大切で、もし可能なら中国に店を持ちたいと話してくれました。
また、自宅には1冊のノートがあり、円人民元レートを記録しており、どのタイミングで送金するかを分析してました。
すべての在日中国人の暮らしぶりがこのコックさんと同じだとは思いません。でも出稼ぎのため、お金を稼ぐために日本に来た中国人の暮らしは概ね似たようなものだと思います。
それで、外国人が日本で暮らすようになれば日本のことを好きになってくれるとは思いません。ただ暮らしているだけでは、何かに気づく機会もさほどありません。
そして、何かに気づいたとしても必ずポジティブな反応があるわけでもありません。それで、日本のことを知る機会さえあれば日本を好きになるはずと言うの意見にも同意できないです。
もちろん、外国人が日本で暮らせば、多かれ少なかれ気づきがあるでしょう。その気づきがどんなものであれ価値があると思います。そしてすでにご説明したとおり、気づきはポジティブな反応を引き出すこともあればネガティブな反応を引き出すこともあります。
日本を知れば知るほど日本のことが嫌いになるという人もいるはずだからです。
そして、話は戻りますが在日中国人が帰国することにしても、そのまま日本に留まることにするにしても、それは個人の自由です。
それで、日本で長年過ごした中国人が日本に見切りをつけて帰国しようともショックを受ける必要はありません。また留まってくれていることに感謝するというのもおかしな話だと感じます。
ましてや、彼らは彼らの考えに基づいて決定しているだけですので、彼らの行動を見て、自分たちがどのように思われているかなんて考える必要はないと思います。
他の人の目や評価を気にしないこと。言い換えると、自分の評価を他の人に任せないことが気持ちよく過ごす鍵ではないかと思ったりしました。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜
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