春節前の静かな日々:中国で過ごす9回目の大晦日
今日、2月9日は中国の大晦日です。
大晦日だからといって、わたしの生活は何の変化もありません。
いつもと同じ朝を迎えましたし、新年に向けて何か特別なことをしようといく気持ちにもなりません。
お約束のように「春節はどこで過ごすの」という質問が繰り返されますが、答えは「ほとんど家にいます」です。
2015年9月から中国で暮らしていますが、毎年春節は寝正月でしたので、今年もほぼ寝正月の予定です。
さて、年末になるとお正月を心待ちにするのは中国人も同じです。
「もういくつ寝るとお正月」と歌ったりはしませんが、浮かれ気分と年末だから仕方ないよねとサボるモードに入っている人ばかりです。
先日、お堅い仕事をしている中国人と白酒を飲みました。かなり飲んだので、これは次の日に影響するかなと思い「明日は仕事でしょう?」と聞いてみました。
すると「仕事だけど、仕事じゃない」と言います。
詳しく理由を聞いてみると、年末なので事務所に来ても誰も仕事をしていない。すでに休んでいる人も大勢いる。
だから仕事といえば仕事だけど、休みといえば休みだそうです。
会社に行っても、取り立ててすることはないのでスマホを眺めたりしているだけだし、そもそも事務所にいなくても誰も気にしないので休んでも構わないと言います。
言われてみますと、以前の勤務先も同じような感じでした。
春節前は、人が少ないだけではなくて、出勤している人もおしゃべりしていたり、スマホでチケットを購入していたりと自分のことで大忙しでした。
これは、日本の会社の雰囲気とは違うなと思います。
そんな会社の雰囲気を羨ましいと思ったりもしましたが、羨ましく思う理由なんてないなと気づきました。
だって、わたし現在コマ給で働く日本語教師です。
新しい勤務先に所属していますが、今のところ担当している学習者はゼロ。つまりお仕事はないので、すでに春節長期休み状態です。
この状態が長く続くのはよろしくないですが、スマホをみたり、友人とおしゃべりしたりして贅沢に時間を使っている中国人を良いなと思う理由なんてありませんでした。
さて、明日から中国は本格的長期休暇に入ります。
わたしたち夫婦は、友人の結婚式のために日曜日から2泊3日で上海に行くことになりました。最後に上海へ行ったのは2014年ですので、約10年ぶりとなります。
自由になる時間はほぼありませんが、少しくらいは街の雰囲気を楽しめるのではと思っています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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