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吉田恵輔監督のオススメ作品!!

僕は普通の人より、数多く映画を観いると思う。
1週間に平均3本ぐらい観ており、仕事中でも「帰ったたら何観ようかな?」「次の休みの日は何観ようかな?」みたいなことばかり考えている。

最近は、吉田恵輔監督にハマっている。作品がどれもめちゃくちゃ好み。
世界観や登場人物に親近感を感じさせてくれ、観ていて人事だと思えない。深刻に考えさせてくれたり、笑わせてっくれて、あらゆる感情を刺激してくる。

素晴らしい映画監督なのに、僕の周りに知っている人が全然いない。
僕は吉田監督の作品をもっといろんな人に観てほしい。観る前と後では世界観が変わるに違いない。吉田監督作品で僕が興奮した4作品のあらすじと簡単な感想を紹介する。


「ヒメアノ~ル」(16)
ビルの清掃員として働いている岡田は、平凡な毎日に焦りを感じていた。
岡田は同僚の安藤から、カフェに誘われ行くことに。安藤はカフェの女性店員に思いを寄せており、女性店員の情報を調べるように岡田に依頼。そのカフェには岡田と同じ高校で、過酷ないじめにあっていた同級生の森田の姿があった。二人は久しぶりに再会して連絡先を交換。のちに森田がとんでもない事件をおこし、岡田は巻き込まれていく…。


僕は計5回ぐらいは観ているが、どうなるかわかっているのに、毎回ハラハラさせられた。これは日本映画を代表するサイコスリラー映画。ただ怖いだけではなく、恋愛、友情、笑い、エロ、も含まれている。あらゆる要素が入っているにも関わらず、バランスが絶妙。主演の森田剛の俳優しての実力に圧倒されること間違いなし。


「BLUE ブルー」(21)
ボクシングに情熱を燃やす男達の生き様を描いた物語。瓜田は誰よりもボクシングを愛しているが試合に勝てずに苦しんでいた。一方、瓜田の誘いでボクシングを始めた後輩・小川は才能とセンスに恵まれて、日本チャンピオンになる。瓜田のは初恋の女性・千佳は小川の婚約者。祝勝会の帰り道で、長年抱えてきた想いを千佳と小川の前で吐き出す。


男ならグサグサ刺さる映画。男ならではの意地、見栄、嫉妬、執着、屈辱、快感、を完全に描ききっている。僕は三日連続でこの映画を観て胸の中をえぐられたような感覚にすらなった。男の人が観ると「わかる、わかる」の共感がとまらないはず。


「空白」(21)
女子中学生の添田花音はスーパーで万引きしようとしているところを店長の青柳に見つかり、事務所に連れていかれる。一瞬の隙をみつけて花音はスーパーから逃走し、青柳は後を追う。道路に飛び出してしまった花音は車に轢かれて死んでしまう。花音の父・添田充は、花音が無実で学校からいじめらえていたと思い込み、暴走してしまう。


僕は「邦画で何が好き?」と言われると、「空白」と即答している。気持ちよさはなく、胃が痛くなるが目が離せない映画。人の悩みのほとんどは、折り合いの付け所。その悩みを完璧に描じゃれている。主な俳優は松坂桃李、古田新太、寺島しのぶ、と実力俳優が揃っている。観終わった後、1日ぐらい引きずったが、観てよかったと思わせられた映画。


「神は見返りを求める」(22)
イベント会社に勤める田母神は、YouTuberのゆりちゃんと合コンで出会う。再生回数や登録者が、伸び悩んでいるゆりちゃんに対して、田母神は企画や編集をしてサポート。2人は力を合わせてYouTubeを行っていくことに。

しかし、ゆりちゃんはイベントで知り合った人物からアドバイスやサポートしてもらうと、あっさり再生回数とチャンネル登録者数が上がり、一気に人気YouTuberとなる。すると、これまで親切にしていた田母神は見返りを求める男へと豹変し、ゆりちゃんは恩を仇で返す女に豹変してしまう。

時代やトレンドをおさえている作品。人は状況次第で、あさっり手のひらを返すということをユーモアに描いている。ムロツヨシと岸井ゆきなハマりまくっていて、この映画を観るとますますファンになってしまう。登場人物に愛着はもてず、腹立つことの人物が多いが、暮らしの身近によくいそうなキャラクターばかりだったので、集中してみしまう作品。

正直、吉田監督の作品は爽快感や気持ちよさみたいなものはない。だと、親近感を感じさせるキャラクターと世界観の表現が本当に最高。紹介した作品は物語も難しく、上映時間も長くない為、非常に観やすい。是非、観て吉田監督に惚れてほしい。NetflixとAmazon Primeに加入しているなら即観れます。


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