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【建築・都市の話④】これからの地方移住におすすめ!~越後妻有の魅力~

本日は、「建築・都市の話」第4段です😊

今、地方移住が一種のブームになっています。下記のような地方移住のプラットフォームなども生まれています⤴

今回は、建築・都市系の専門が専門の私から、今行くならおすすめの地方をお送りします✐ 移住を考えていない方でも、自然・観光・アート・物産など、みどころ満載です✨


1.地方移住のポイント

下記Tweetに記載しましたが、一種の流行りとして地方を選択する方は間違いなく飽きて戻ってきます(-_-;)

それは、地方にのびのびとした世界観だけを求めて訪れるからです。そうではなく、少なくとも下記のうちの3つを追い求め、その中で生活をすることを想像しておくことが重要だと思います💡


地方

産業・・・盛んな業種に飛び込む
アート・・・美術、ものづくりで地方を盛り上げる
蔵や長屋な、特質する建築・・・保存、研究に
その他観光地・・・広めていきたい魅力
名物・・・広めていきたい魅力
住む年代層・・・一緒に盛り上げていく仲間

特に私は、若い世代にとっては、アート、観光、建築、年代層が非常に重要な要素であると考えています😃

アートや建築などは、世代を問わず、感動を与え、地方が盛り上がる要素としてすごく大きな役割があるからです。


(大ブームとなっている地方創生のヒントとなる『シン・ニホン』も是非)


2.知る人ぞ知るアートのまち「越後妻有」

今日ご紹介するのは、新潟県の越後妻有です ❗

ここにあるのは、ずばり、アート、建築、観光地です。


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ご存知でしょうか?3年に一度トリエンナーレという形で開催され、「里山」を舞台に行う、アートの祭典です✨

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雄大な自然の中で、数え切れない作品が、見られます♫

そのダイナミックさは、美術館など、箱の中で見るのと、全く印象が違います✨ 

経済効果、「瀬戸内芸術祭」に次いで、2位!

あの瀬戸内芸術祭に次いで、2位の経済効果、盛り上がりを見せているのもすごいポイントです❗❗


(こうじろうさんは大地の芸術祭についていくつも記事にしています ↓)

(アートが好きな方は大地の芸術祭についての本も御覧ください)


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越後妻有には、日本の有名な建築家が手掛けるものもさることながら、世界的な建築家の建物もあります!しかも、誰でも楽しめる遊びココロ満載な建築です✨

①「農舞台まつだい雪国農耕文化村センター」/MVRDV

オランダの超有名建築家集団MVRDVによる作品!
いくつものチューブから建物にアプローチするという、彼らならではの興味深い空間構成。色使いも鮮やかで、楽しみ満載です⤴

この地方に彼らの建築があることが、すごすぎます!ここでしか見れない建築、是非体験してみてください✨
(※ちなみに、表参道でも見れますので、探してみてください⤴)

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②「『森の学校』キョロロ」/手塚貴晴+由比設計

日本の建築業界を牽引する一人、手塚夫妻による、展示施設 ♪
コールテン鋼という特殊な鉄を用いて、キョロロという愛称通りのうねりを持った形態が、里山にに引き立つ建築です(^o^)

若干エリアは違いますが、越後に来たら見るべき建築の一つです✨

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③「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」/原広司

京都駅や梅田スカイビルなど、日本建築会の重鎮、原広司の設計✨

回廊形式で空間を構築し、中心部の水盤は、それ自体が巨大なアート作品「空の池」というものになっています⤴

夏場は、「水あそび博覧会」など、子どもたちの賑わいも創出する全く新しい形の美術館です\(^o^)/

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宿泊体験交流施設「月影の郷」

もう一つ隠れたスポットとして、建築学生たちが自らDIYにて作り上げた、学校再生プロジェクト「月影の郷」です😃

こちらは、私も少しだけ携わりましたが、廃校になった学校を、木材などを加工しながら、宿泊体験施設に生まれ変わらせています⤴

あの懐かしの学校の教室に泊まるという体験は、ここでしか味わえません✨

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地方には、隠れた魅力が満載です。地方ならではの、風景や地形での体験の活かし方が、アートや建築以外にもまだまだあると思います ❗

是非是非、地方を見直すきっかけにしてもらえたら、嬉しいです😊


#毎日noteの会 #地方移住 #地方創生 #越後妻有 #大地の芸術祭 #建築 #都市


atelier KOH

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