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ヒガンバナが咲いてセミが鳴かなくなった、9月の小山運動公園

セミがいない!

公園に入ってすぐに感じたことは
彼らの鳴き声が消えたことだった

あんなにミンミン、ジャージャー、ツクツク鳴いていた
セミたちがすっかり黙ってしまった

耳をすませば遠くでツクツクボウシは鳴いているけど
あの頃のような勢いはもうない

足元には力尽きたセミが仰向けになっていた

秋ですね(イエイ!←大好きな季節なんです)

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聞こえる鳴き声はセミの代わりにコオロギ

セミパワーが弱くなったおかげか
それともバトンタッチしたのか
秋の虫の音が聞こえるようになりました

リーリーリー
リリリリリリ
チリチリチリ
コロコロリー

秋の虫を音色だけで聞き分けるのは
ものすごく苦手です

あ、これは、たしか…
と言ってみるもののその次が出てこない
でもだいたいコオロギの仲間です。はい。

今回イラストに描いたのはオカメコオロギ
詳しくはタンボオカメコオロギだと思うんですけど
自信がないのでざっくりとオカメコオロギの仲間ってことで

フリーズしたアオサギの幼鳥

木々に覆われ薄暗い噴水の中にアオサギの幼鳥がいました
何かに集中しているようで微動だにしません
普段なら勘づかれて逃げられてしまいそうな距離に行っても
逃げようとしません

これはチャンス!

サギの正面顔を撮ってみたかったんだ〜
そーっと正面に回ってパシャ!
撮れた撮れた

鳥の目ってだいたい頭の横についているんですが
サギはちょっと前に向いているんです
それが撮りたかった

サンキュー幼鳥

ヒガンバナの開花

ついに咲き始めましたヒガンバナ!
毎年ちゃんとお彼岸の頃に咲くから不思議です
今年の夏も、バカみたいに暑くて
気候変動の影響で開花時期が狂ってもおかしくなさそうだけど
今年もお彼岸に合わせて咲き始めました

きっと気温ではなく光をあてにしているんでしょうね

天候が不順でも、光は(晴れ、曇りはあるものの)毎年一定なので

トンボたちに思うこと

まだ気温が上がりきっていなかったからか
トンボたちの動きもゆっくりで
よく観察できました

シオカラトンボの羽はもうボロボロ
夏、がんばった証拠だね

そんなシオカラをマウンティングし続けた
ショウジョウトンボもいました
この個体の羽はピカピカ
マウンティングする方だからかな?
(ちょっと君にはかける言葉は見つからないです)

ナツアカネはちょっと赤くなってました
これから赤みを増して赤とんぼとして
秋の夕暮れを彩ってくれることでしょう

まとめ→セミがいないだけでキャッチできる音がちがう

今回歩いてみて
コオロギや鳥の鳴き声にたくさん気づきました
セミがいた頃から鳴いていたのか
彼らが静かになってくれたから鳴き始めたのか
どちらかは知りませんが

少なくともボクの耳にセミ以外の音が入ってくるようになって
ちょっと新鮮でした

おまけ

こちらは7月の様子

こちらは8月の様子


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