くまさん

銀行員で一児の父。 子供の中学受験勉強を教える中で、解き方を思いついたものを公開してい…

くまさん

銀行員で一児の父。 子供の中学受験勉強を教える中で、解き方を思いついたものを公開していこうと思います。 ちなみに自分の知識バックボーンを以下紹介します ・保有資格  証券アナリスト、応用情報技術者、AWS資格、統計検定、航空無線通信士、海上特殊無線技士

最近の記事

【中学受験:算数】論理パズル「数当て」の解き方 (ここはこれは無いよね理論)

問題文の解釈今日は「数当て」という論理パズルの解き方です。 出題は天才脳ドリル(上級)より引用です。 ルール ① はこが4つあります。はこの中に数字が入っています。   A~Cの3人がはこの中の数当てをしています。 ② 〇は、正確に当てることができた数字の数を表しています。 ③ △は、はこをまちがえた数字の数を表しています。 ④ はこの中には同じ数字は入りません。 ⑤ 4つのはこの中に入っている数字を求めなさい。 まず、この問題を理解するのが難しいですね。 この問題文は

    • 【中学受験:算数】論理パズル「ブロック分け Ⅱ」の解き方 (ここはこれしか無いよね理論)

      今日は「ブロック分け Ⅱ」という論理パズルの解き方です。 ただ、この問題の難易度は高いので、慣れていない方は、私の過去のコラム「ブロック分け」や「道をつくる」の解き方で、論理パズルの解き方に慣れてから読んでいただくことをお勧めします。 なお、出題は天才脳ドリル(上級)より引用です。 【ルール】 ①空いたマスすべてに1ケタの数字(1~9)を入れます ②全体をいくつかのブロックに分けます。 ③1つのブロックは必ず、たて又は横につながります。 ④1つのブロックにはすべて同じ数が

      • 【中学受験:算数】論理パズル「ブロック分け」の解き方 (ここはこれしか無いよね理論)

        今日は「ブロック分け」という論理パズルの解き方です。 出題は天才脳ドリル(上級)より引用です。 【ルール】 ①全体を7個のブロック(かたまり)に分けます。 ②1つのブロックには、1~5の数字が1個ずつふくまれます。 ③ブロックは、辺どうしが接していれば、どのような形でもかまいません。 これも、「ここはこれしか無い」という部分を探します。 じゃあ、どのように考えると良いかというと、②の条件に着目します。 「1つのブロックには、1~5の数字が1個ずつふくまれます」 というこ

        • 【中学受験:社会】受験中でも旅行に行こう(静岡② +愛知)

          中学受験勉強中でも長期休みには家族旅行に行きたい。でも、受験勉強をしないと。 そんな時に、旅行のルートに試験に出そうなところを加えて、旅行に行く罪悪感を無くして楽しく、受験にも役立つ旅行にするこの企画。 1日目は静岡市から牧之原台地・焼津を経て、宿のある浜松へ。 3.旅行当日 2日目 それでは、2日目の日程です。(移動は昨日借りたレンタカー) ・浜松城 8:00頃 (外から見るだけ) ・三方ヶ原 8:30頃 ・長篠 9:10頃 (長篠合戦のぼりまつり) ・浜名湖 昼食う

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        • 【中学受験:算数】論理パズル「ブロック分け Ⅱ」の解き方 (ここはこれしか無いよね理論)

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        • 【中学受験:社会】受験中でも旅行に行こう(静岡② +愛知)

          【中学受験:社会】受験中でも旅行に行こう(静岡①)

          中学受験勉強中でも長期休みには家族旅行に行きたい。でも、受験勉強をしないと。 そんな時に、旅行のルートに試験に出そうなところを加えて、旅行に行く罪悪感を無くして楽しく、受験にも役立つ旅行にしちゃいましょう。 (はい、試験に出るどうでしょうのパクリです) 1.事前準備 そのためには、まずは事前準備。 辞書的な社会の参考書を使って旅行する地域の試験に出そうなポイントを見つけましょう。僕が使ったのは「自由自在 社会(小学校高学年)」 今回は、静岡県やその近辺から以下をチョイスし

          【中学受験:社会】受験中でも旅行に行こう(静岡①)

          【中学受験:算数】論理パズル「道をつくる Ⅱ」の解き方 (ここはこれしか無いよね理論)

          論理パズルの「道をつくる」の別パターンの問題です。 ルールは以下の通り。 1.スタートからゴールまでの道順を記入 2.同じマスを2回以上通れない 3.進める方向は、たてと横だけで、ななめには進めない 4.数字は、その列のマスのうち、道が通るマスの数を表す この問題も、ここはこれしか無いというところを見つけましょう。 じゃあ、どのような場所が「これしか無い場所か」というと、基本的になるべく極端な場所が「これしか無い」と決まりやすいです。 じゃあ、この問題において、極端な場

          【中学受験:算数】論理パズル「道をつくる Ⅱ」の解き方 (ここはこれしか無いよね理論)

          割合で割る計算:水溶液の計算問題 (小数で割る割り算:割り算は一人分を出せるんだよ理論)

          早速ですが、以下のような問題について考えましょう。 問題:52gの食塩で13%の食塩水を作ると、何gの食塩水ができますか。 この問題に、一発で 52÷0.13 という式を思い浮かべられる人※は、このコラムを読む必要はありません。     ※水溶液の濃度の公式を暗記していて、それを当てはめている人は除く 一方、意味は分からないけど「(食塩水の重さ)=(食塩の重さ)÷(食塩水の濃度)」という公式に当てはめている人や、「てんとう虫」の図を使っている人、そして、そもそも解き方が

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          【中学受験:算数】論理パズル「道をつくる」の解き方 (ここはこれしか無いよね理論)

          以下のようなパズル問題を見たことありますか。 このようなパズルは一般的に以下のようなルールになっています。 1.スタートからゴールまでの道順を記入 2.■のマスは通れない 3.□のマスはすべて通る 4.同じマスを2回以上通れない 5.進める方向は縦と横だけ。斜めには進めない。 この問題を、スタートから書き始めるのは非効率的です。 この手の、論理パズルの基本は「ここはこれしか無い」という場所から始めましょう。 例えば、隅の黄色マスに注目すると、このマスからは、上と右の2

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