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【いだてん第8話「敵は幾万」~金栗四三は努力の人!オンチ克服のエピソード~】


第8話「敵は幾万」は、主人公の金栗四三が、多くの人の寄付金を得て、いよいよオリンピックの会場となるストックホルムへ旅立つ話でした。

特に心に残ったのは、金栗四三が高等師範学校の学生の協力による寄付金や地元からの寄付金をもらって感極まる金栗四三の場面でした。


私自身、大学で授業料免除を受け、学費を多くの人から支援してもらっていることもあって共感し、思わずもらい泣きしそうでした。

オリンピックは今も昔も変わらず、多くの人の支えがあって選手は参加できているんだなと感じたシーンでした。



さて、今回お伝えしたい金栗四三にまつわるエピソードは「オンチ」についてです。


第8話に金栗が歌うシーンが有りましたが、同僚の学生が「やめとけ、場が台無しになる。」と話していましたよね?


実は金栗四三、かなりのオンチだったそうです。

そのため、彼が通う高等師範学校での音楽の授業では、

みんなの前で歌うと笑い者にされ、さらに成績も落第線上だったとのこと。


兄からの叱咤激励や家族の支援もあって通うことのできている高等師範学校で、1つでも授業を落第するわけにはいかない。


そう思った金栗四三は、誰もいない神社の境内で歌を猛練習し、何度も何度も歌いました。


そして、時が経ち、先生が授業で歌を歌わせると「お前、歌がうまくなったな!オンチがなおった。」と言われたそうです。

得意なことも苦手なことも努力する。

このエピソードに金栗四三の誠実さを感じさせられますね(^_^)

(出典:長谷川孝道『走れ二十五万キロ―マラソンの父金栗四三伝』)

教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/