熊野生流倶楽部

当初は、「熊野生流倶楽部」の旧ホームページに掲載していた代表のコラム「熊野通信」のアー…

熊野生流倶楽部

当初は、「熊野生流倶楽部」の旧ホームページに掲載していた代表のコラム「熊野通信」のアーカイブを載せていましたが、今後は、「熊野生流倶楽部」から、「熊野」の魅力を発信するためのベースとして、「熊野」を通して繋がるコミュニティの場所として、記事を掲載してまいります。

マガジン

  • 熊野通信アーカイブス62〜73(2010)

    「NPO法人熊野生流倶楽部」の旧ホームページに掲載された、満仲代表のコラム「熊野通信」アーカイブス62〜73(2010)

  • 熊野通信アーカイブス50〜61(2009)

    「NPO法人熊野生流倶楽部」の旧ホームページに掲載された、満仲代表のコラム「熊野通信」アーカイブス50〜61(2009)

  • 熊野通信アーカイブス38〜49(2008)

    「NPO法人熊野生流倶楽部」の旧ホームページに掲載された、満仲代表のコラム「熊野通信」アーカイブス38〜49(2008)

  • 熊野通信アーカイブス26〜37(2007)

    「NPO法人熊野生流倶楽部」の旧ホームページに掲載された、満仲代表のコラム「熊野通信」アーカイブス26〜37(2007)

最近の記事

熊野通信アーカイブス(その八拾六) :人生に熊野を・・(8)

前回は、「所有から共有へ」の捉え方を、熊野権現に学んだ、室町時代の一遍上人の心である「捨てて、捨てて・・・捨て去って!」そして本当の心の豊かさや、自由にして無碍な大自在に生きたエピソードをお伝えしました。 にっちもさっちも・・日本! とうとう決断が下され稼働した原子力発電の再稼働。あちらを立てればこちらが立たず・・・にっちもさっちもいかない現実の中で、やはり日本の破壊的危機と再生は、歴史的にも原子力爆弾に象徴されるように、「核の分裂エネルギー」が国を左右する要になるのでし

    • NPO法人 熊野生流倶楽部の趣旨

      いのちのチカラ 私たち生きとし生けるものすべてに、生命が生命を生み出してきた、過去・現在・未来があることは、天地自然の永遠無窮の真理です。

 すべての生き物にはそれぞれの「尊い命」が宿っており、生命体の組織体系の流れにより相互に順応協力して、生命体を持続・繁殖させています。すべての生命体は、天地自然の地球環境の営みに合致してこそ、その「生命」を地球上に保証されるのです。

 その大いなる生命体の中に、私達一人ひとりの生命が生かされてあるゆえに、生命の尊さを自らが感じと

      • 熊野神倉・お燈祭りが3年ぶりに開催

        2024年(令和6年)甲辰の春を呼ぶ「熊野神倉の火祭り」が、3年ぶりにコロナ禍も明け上り子の登拝が許されます。辰年は政変や動乱が起こりやすく、混迷混沌のエネルギーが転換し新たな流れが現われる時・・また同時に麓の全龍寺で、所縁の仙人の供養祭を催します。 聖地熊野に身を運び、新しき時代の水平線を見据えませんか? 来る2/6-7「熊野神倉・御燈祭りツアー」のご案内です! 詳しくはホームページを。お申し込みは、1/28(日)まで。Webから直接または、お申し込み用紙も下記のページ

        • 熊野通信アーカイブス(その八拾五) :人生に熊野を・・(7)

          前回は、大自然の仕組みである、火水(かみ)から水火(みか)へ気象バランスが移行している、大自然からの転換のサインを見逃さず、しっかりと受け止めていきましょう!と言うお話をしました。 所有の転化点! わずかにここ100年足らずの近代から現代、そして今の今に至るまで、わたしたちは「所有」こそ、豊かさの象徴的な根源のように捉えてきました。 また、モノやサービスなどを提供する側は、あらゆるモノを所有することによる、喜びや楽しみ方を必要以上に美化・助長し、そのモノを消費する私たち

        熊野通信アーカイブス(その八拾六) :人生に熊野を・・(8)

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        • 熊野通信アーカイブス62〜73(2010)
          12本
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        • 熊野通信アーカイブス50〜61(2009)
          12本
          ¥100
        • 熊野通信アーカイブス38〜49(2008)
          12本
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        • 熊野通信アーカイブス26〜37(2007)
          12本
          ¥100

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        記事

          熊野通信アーカイブス(その八拾四) :人生に熊野を・・(6)

          前回は、私たちの過ぎたる文明の考え方を見直す意味でも、数千年の智慧の詰まった紀伊半島に身を置いて、大自然から遊離した生き方を見つめましょうと言うお話をしました。 光陰矢の如し もうすぐ、あの未曽有の大震災・大津波から、はや一年(注:2012年当時)になろうとしています。何が起こっても不思議じゃなかった、年回りの昨年の「辛い卯年」から、節分を機に今年は 「壬(みずのえ)の辰年」に入りました。辰は、まさに振動・振幅・震撼につながる、世の中の揺れを表わしています。 刻一刻と迫

          熊野通信アーカイブス(その八拾四) :人生に熊野を・・(6)

          熊野通信アーカイブス(その八拾参) :人生に熊野を・・(5)

          何が起こっても不思議じゃなかった今年(注:2011年)も、もう余すところ一ヶ月となりました。大自然の猛威や社会の変調の荒波を目の当たりにして、歩んで来たそれぞれの人生。来年に向けてあなたは今、どこに向かって何を感じていますか? 過ぎたるは、及ばざるが如し! 時は常に移ろい、過ぎた事は二度と元に戻すことはできません。また、必要以上に行き過ぎたことは、必ず反作用として対極の何かが失われて、そのバランスを崩してしまいます。 心や健康もしかり、国家や社会も同じことが言えます。す

          熊野通信アーカイブス(その八拾参) :人生に熊野を・・(5)

          熊野通信アーカイブス(その八拾弐) :人生に熊野を・・(4)

          前回は、現代社会のシンボルであるパソコンキーボードのど真ん中に、現代社会が失った世界観や生命観を古来より孕んでいる「く・ま・の」のひらがなボタンが、配列されている不思議をお知らせしました。 思い起こそう「辛卯」の年 今年2011年は、良きも悪しきも何が起こっても不思議ではないと言う年回りで、辛(かのと)は辛いを表わし、卯は目に見えて現れる様を意味していると、今年の年頭に お伝えしました。 3月11日の東日本大震災そして大津波による原発被災は、日本列島を根っこから揺るがし

          熊野通信アーカイブス(その八拾弐) :人生に熊野を・・(4)

          熊野通信アーカイブス(その八拾壱) :人生に熊野を・・(3)

          東北大震災(注:2011年3月11日)から早くも5ヶ月が過ぎました(注:2011年8月)が、未だ目の当たりに見る生命危機の光景や、遅々として進まない復興対策に、苛立を感じる方も多いと思います。明日と言わず今日の我が身、我が事として今起こっている異変をとらえましょう。 災執迷縛の世の中で・・ 大自然の異常気象や天変地異をはじめ、金融経済システムの崩壊など、今世の中が環境的異変を迎え、社会基盤が根底から揺らぎ始めました。 私たちが謳歌して来た近代文明の花は、想定外の出来事の

          熊野通信アーカイブス(その八拾壱) :人生に熊野を・・(3)

          熊野通信アーカイブス(その八拾):人生に熊野を・・(2)

          先日も、岩手県の平泉をはじめ、小笠原諸島が世界遺産になりました(注:2011年6月)が、遺産とは一体どんな意味を持っているのでしょうか?次々と登録されるのは良いのですが、一過性の「熱しやすく冷めやすい」・・・すぐに忘れる観光ブランドの一つにならないようにしたいものです。 前回も世界文化遺産:熊野古道を歩くのに「もう興味本位の観光や、物見遊山で歩く時代は終わった」とお伝えしましたが、今回はさらに、人生と熊野古道につい てお話しします。 平凡な一日と、貴重な一日 今日や明日

          熊野通信アーカイブス(その八拾):人生に熊野を・・(2)

          熊野通信アーカイブス(その七拾九) :人生に熊野を・・!

          前回は、私たちが無意識に呼吸している、一瞬一秒の息の積み重ねを日々大切に意識して、「時つまり呼吸が神である」ことに気付きましょう・・・!と言うお話をしました。 神と出会う経路(みち)・・熊野古道 今から7年前の2004年7月に、熊野古道が祈りの道として世界文化遺産に登録され、その道の意味を先人達が残した「現代人の神経の再生回路」だとお伝えしてきました。 それは、ふだん私たちが生きる身の回りの環境が、人間関係の憂いや、経済的な不安、また健康上の悩みなど、自分の考えが中心で

          熊野通信アーカイブス(その七拾九) :人生に熊野を・・!

          熊野通信アーカイブス(その七拾八) :時は神なり

          前回は、私たちが自然の一部であり、自然から遊離分裂して、自然を必要以上にコントロールしようとした過ちが、かけがえの無い「いのち」の絆を、ブツ切れに切って しまったと言うお話をしました。今回は、自然に満ちあふれ全ての生命が共有している「時」についてお話ししたいと思います。 共有する時間の環・・・! いま、あなたがこのコラムを読んでいる時、ローマのパブで誰かと誰かが、楽しくおしゃべりをしていて、熊野灘の沖合いの太平洋では、クジラが潮を吹き上げ、スイスの森でリスが木を駆け上がっ

          熊野通信アーカイブス(その七拾八) :時は神なり

          熊野通信アーカイブス(その七拾七) :始まりのはじまり・・・!

          この度の平成の大災害(注:2011年 東日本大震災)は、もはや日本国だけの問題ではなく、全世界を巻き込む人類の生き方の根本的な課題を、多く現してしまったと思います。当地で被災された方々の心の平安、未だ行方不明の方々の安否、亡くなられた方々の冥福を祈ります。 こころの備えが肝心かなめ・・! 大変な事態が起こってしまった今、地球規模で問われているのは、我々の内側・・・つまり、自分自身の揺れ動く「分裂したこころ」を、今この時点で白紙に戻せるか?と言うことなのです。 その分裂は

          熊野通信アーカイブス(その七拾七) :始まりのはじまり・・・!

          熊野通信アーカイブス(その七拾六) :人生に熊野を・・・!

          前回は、いよいよと地球規模で「禊」が始まり出した、「辛卯年」の大転換の環境変化に対して、「備えあれば憂い無し」のこころで、臨むことが肝心だとお話しました。今回は、自らのこころの環境を調和させる為に、一体何を備えなければならないか?をお伝えします。 こころを捨てて白紙に・・! 「備え」と言うと、すぐに防災や防犯など、人間は自分から外側にあるモノや人からの防御安全を考えるのが世の常ですが、そこに大きな落とし穴があります。それは、内側(自分)と外側(環境)を分離し、いつも内から

          熊野通信アーカイブス(その七拾六) :人生に熊野を・・・!

          熊野通信アーカイブス(その七拾五) :辛卯(かのとう)の心得

          前回は、自らの姿をカガミに映して、「カガミ-ガ(我)=カミ(神)」として、自分の中にある大いなる導きの光りに触れ、日々の自分を見つめ直しましょう!と言うお話をしました。今回は、旧暦のお正月(注:2011年)でもあり、「卯年」の心得についてお伝えします。 「辛卯(かのと・う)」の大転換・・・! ≪辛(かのと)≫は、十干の28番目で、唐辛子や辛抱など「からい」「つらい」と言う、意味があります。「新」も同じグループですが、新しいことが生まれるための苦しみに通じており、破壊的創造

          熊野通信アーカイブス(その七拾五) :辛卯(かのとう)の心得

          熊野通信アーカイブス(その七拾四) :鏡の波長

          前回は、勇気を持って過去の価値観や自分を捨て去り、一から新しい自分を創造するためにも、自らの中の「剣」の波動を今こそ発動しましょう!と言うお話をしました。今回は、心を映し出す三種の神宝のひとつ・・・「鏡」についてお伝えします。 三種の神器「鏡」とは・・・! 神々の時代の天孫降臨の時に、天照大神から授けられたとする「玉・剣・鏡」を指して三種の神器(さんしゅのじんぎ) と言います。日本の歴代天皇が継承してきたとさ れる三種類の宝物がこれで、その鏡を「八咫鏡(やたのかがみ)」と

          熊野通信アーカイブス(その七拾四) :鏡の波長

          熊野通信アーカイブス(その七拾参) :剣の波動

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