【人間に虐殺された3匹のこぐまのお話】
最初に、
できればこんなことはかきたくない 。
だけど伝えたくて仕方ないのです🥺
だから、どうか、
最後まで読んでください。
先日明るみになった、
人間に虐殺されたこぐまのニュース。
母熊の立場になって考えてみました🥺
以下、
日高熊代、(ツキノワグマ雌15歳)
に成り代わってお話をします。
※ 画像もありません。
テキストばかりの 、
つまらない 投稿 かもしれませんが、
どうか読んでください。
私は日高熊代、
高齢出産にもかかわらず、
思わぬ三つ子を授かりました。
食べるものがない冬眠中、
やっとの思いで出産した我が子たち。
出産した時は本当に小さくて、
目も開いていない三つ子たち。
可愛くて可愛くて、
ひと時も目を離すことができませんでした😚
やがて春になり、
日高の山々の懐ですごすようになりました。
子供達を連れての生活はとても穏やかで、
元気な男の子達は順調に育っていきました。
小さかった頃はやんちゃで
ふざけてばかりでしたが、
長男の一郎は責任感が強く、
弟達の面倒をよく見てくれて、
二郎は新しい虫や蝶々を見つけては、
興味津々。
三郎が一番甘えたで、
私の側から離れません。
私の使命は、
山々を歩き回り、
様々な実を食べて糞と共に、
各地に種を巻く事。
子供達を立派な大人の熊に
育てて自立させてる事。
子供達には、
食べ物の見つけ方、
春は桑や色んな美味しい実のなる木、
秋はどんぐりが食べられる
奥山の秘密の場所を伝えて、
そして、
人は私達熊にとっては怖い存在で、
出来るだけ人里には近づかない様に
教えていました。
２度目の冬を一緒に越して、
初夏のある日、
兄弟達の身体は立派に成長して、
母親とは別行動する事も多くなりました。
ところが、
ある日の午後、
わたしは、
三つ子の姿を見失ってしまいました。
どこを探しても見当たりません。
どうやら、3熊とも、
人間が森の中に仕掛けた罠に、
かかってしまったようでした。
心配で心配でたまりません🥺
そんな時、
テレパシーで情報交換している、
遠い岩手県や兵庫県の熊の親戚からは、
昔、人の設置した罠に捕らえられた事があったけど、山に返してもらえたと聞きました。
その場合は、
首に発信機という物を取り付けられますが、
それがあると銃を持った人間は、
次から、発砲して来ないのです。
捕まった3匹が、
心配でたまらないです私に、
「大丈夫だよ！山に又離してくれるよ！」と、
親戚は、全力で励ましてくれます。
北海道日高の、
私達の住む山深い地域に、
なぜか設置された箱庭。
私達、
熊が暮らす家の中に設置された罠🥺
いったい、
どういうことでしょう？
人間たちは、
何をしたいのでしょうか？
私の子供達は、
教えた事を守って、
人里に行って畑を荒らしたり、
何も悪い悪戯はしていません。
なのに、
仕掛けられた罠🥺
そうとも知らずに、
息子たちは、
ただ、ただ、
大好きな匂いがして、
思わず、我慢できずに、
ハチミツの匂いに惹かれて
箱縄の中に入ってしまったのです。
一郎も二郎と三郎も！！
「お母さん😭😭😭！！」
「お母さん😭😭😭助けて！！」
「お母さん😭😭😭！！」
息子たちの悲痛な声が、
心の奥まで響きます🥺🥺
だけど、
私にはどうしてやる事も、
出来ず。。
ただ、遠くから、
見守ることしかできません。
どうか、
親戚熊たちの時のように、
人間が山に返してくれる事を祈りました。
すぐに人間がやってきました。
私は、
祈り続けました、
どうか、
息子たちを山に返してやってほしい。
お願いです🥺
何も悪いことをしていない、
まだ小さなこぐまです。
お願いです。
しかし、人間は、
私の子供に銃口をつきつけ、
１匹ずつ、
逃げられない狭い箱罠の中で
怯える３匹を
容赦なく撃ち殺しました。
私は人間ですが、
こんな世界は嫌です🥺
何の罪も犯してない
くまちゃんが殺されるのは、
悲しくて仕方ありません。
こんな世の中を変えたいと思っています。
力は、貸してほしいよ！！
でも、くれとは言いません。
この記事を読んでくださった方の、
お考え方が、少しでも変わる方向に向いてくださったら、幸いです🙏
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