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転職でお悩みの方へ④ 〜30歳未経験で士業へキャリアチェンジ&7回転職した者より〜

こんにちは!クマ吉です🐻

前回公開しました記事転職でお悩みの方へ③では、社労士試験に合格した後の、未経験での転職活動についてお話しました😄

4回目の今回は、社労士として最初のキャリアをスタートした時のお話となります😌

それでわ、どうぞ!

30歳未経験からの転職1社目

求人サイトやハローワークで片っ端から社労士業界の求人を探し、良さそうな求人はとりあえず応募していましたが、いずれも手応えはなく未経験での転職の難しさを実感していました😇

そんな中、たまたまタイミングが良かったのか、ハローワーク経由で応募した都内の社労士事務所に無事転職が決まりました😄

その事務所は、会計・税理士事務所と社労士事務所が併設されている、いわゆる総合事務所だったこともあり、未経験の私でも最低限の生活が何とか出来そうな給与水準だったと記憶しています。(ありがたや)

また、事務所のメンバーもみなさんいい人たちで、未経験だった私にも親切に対応してくれたり、知らないことを丁寧に教えてくれたので、今でも感謝しています☺️

当然、未経験での1社目だったので、最初は業務内容が全く分からず、特に印象深いエピソードとして覚えているのが、仕事で周囲メンバーが何気なく普段会話している中に出てくる言葉で、「げっぺん」って何?と思ったことです😇
(当時は本当にお菓子の月餅?と思ってましたw)

これは、社会保険の月額変更届のことで、これを略して月変(げっぺん)と呼ぶんだな、と後から分かったものの、社労士試験の勉強では「随時改定」という正式名称で学んだので同じ事を指しているとは分からず、こんな感じで慣れるまではホントに周囲が普通に会話している用語を理解するのが大変でした😅

また、士業事務所は税理士や社労士がそれぞれクライアントを担当する「個人商店」のようなスタイルの仕事なので、そうした独特の雰囲気ややり方にもしばらく戸惑っていたことも思い出します。

そのような中で、当時の事務所メンバーをはじめ、みんな親切に教えてくださったので、何とかやっていけたんだな、と振り返って思います😌

、、、で、この1発目の職場が自分にとっては結果として本当にラッキーだったと思っていて、何が?というと1つ目は『社労士事務所だけではなく、会計事務所が併設されている総合事務所だったこと』です。

これは、今でこそ分かることですが、人事労務の仕事は税務や会計とも密接につながっている仕事でもある為、ただ社労士の業務のみを対応するというだけではなく、他の業務にどのように影響したり、どういう意味を持っているのか、を理解しながら進めることが求められます。

そうしたことからも、未経験の1社目の時点で、社労士業だけでなく、いつも近くにいる税理士と常に連携ができる環境下にあったことは広い視野で業務を習得できたので、後々の自分のキャリアにとっても大きなプラスになったと感じています。

2つ目は『社労士事務所の直属の上司(社労士)がたまたま一般企業の人事労務担当もご経験されていた方だったこと』です。

今でも印象深いエピソードのひとつで、この上司の方がクライアント先の企業経営者や人事責任者と会話をすると、なぜか相手方はみんないつも納得されて仕事がスムーズに進むので、それを横でただ見ていた私は不思議に思っていました。

当時はその理由もよく分からず、「まあ経験の浅い自分より、経験豊富な上司の話を聞いてくれるのは当然か」と思う程度でした。

ところが、数か月経ってもそれは変わらず、何でだろうと疑問に思っていた時に気づいたのが、社労士業界のみを経験してきた他の社労士と比べても、その上司だけがなぜかクライアントや周囲から圧倒的な信頼感を得ていた、という事実でした。

これは、その上司個人が優秀だったというのはもちろんありますが、よくよく考えてみると他の社労士と決定的に違うところが、『ご自身もクライアント側の立場を過去に経験してきたこと』という点だと理解しました😇

つまり、何の仕事でも共通することかと思いますが、サービスする相手の気持ちや求めているものに対する理解度という面において、サービスを受ける側の立場を実際に経験しているのとそうでないのとでは、その対応レベルには雲泥の差が出る、というものです。

そうしたこともあったので、「自分自身のキャリアを中長期目線で考えたときには、どこかのタイミングで一般企業内の人事労務担当としての経験も積まないといけないな」と実感し、実際にも転職したうちの何社かは一般企業の人事労務の仕事をしてきた、ということもあります😇

と、今回は未経験での転職1社目のことについてお話しましたが、今日はここまでとしまして、その後はまた次回にお話させて頂きます🐻

またね〜!

クマ吉

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