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スタートアップ系社労士が本音で語る 『言いづらいことを言う勇気』 について

こんちは!クマ吉です🐻
今回は、私が仕事上でもっとも大切にしていることの一つについて、本音を語ってみようと思います😌

もしかすると、仕事や私生活でちょうど同じようなシーンに悩んでいる方もいるかもしれませんし、そんな方々の参考になれば嬉しいです☺️

何となく反対意見を言いづらい職場

これは、仕事上で企業のバリューが大きく掲げられているようなスタートアップでの職場環境あるあるだとも思います。

例えば、「全員で」とか「みんなで」、「協力して」、「尊重して」などのフレーズが入ったバリューがある企業だと、これは起こりやすい気がしています。

実際にみなさまご自身のご経験でも、「バリューに沿う行動が絶対であり、誰かの意見は決して否定してはいけないし、周りのみんなは何も言わないから、自分は?と思うけどまあ言わなくていいかな〜」みたいなことってないですか?😇

クマ吉は、いくつかのスタートアップ企業や士業事務所など、おそらく人よりも色々な職場を転々としてきましたが、いわゆる同調圧力みたいなものを感じるシーンはこれまで何度もあった気がします。

これは、決して悪い面だけではなく、ただ無駄に誰かの足を引っ張ったり、否定ばかりして改善案を出さずに文句だけ言っている、みたいなことが短期的に起こりづらい側面も確かにあると思います。

しかし、この雰囲気や環境が行き過ぎると、何かのテーマを議論したり協議するなかで、誰も本音を言わなくなってきます😅

そうすると、どういった支障が出てくるのか?については、主に以下が挙げられると思います。

①本質的な議論や意見が減る(なくなる)

②必要なアラートが出なくなる(最悪の状態になるもっと手前の段階で、重要な課題に気がつかなくなる)

③各個人の保身が第一になる(気づかないうちに、反対意見を言うと自分の人事評価が上がらない企業風土になっている)

④個人や組織のレベルが上がらなくなる(ホントはこうすべきだけど、というシーンで誰も何も言わずに妥協することが常態化する)

⑤何となく、否定的な意見も一切ない、表面上は前向きな仲の良い協調性のある理想的な職場だよね、といった雰囲気が強制的に醸成される

他にもあると思いますが、ざっと以上のようなものが思い浮かびます☺️

、、、で、特にマズイ状態なのは間違いなく⑤だと思っていて、もしこれを打破するような存在がいる職場はとても貴重ですし、組織としては健全ともいえるので、重宝すべきだと思います。

一見、「そんなの簡単だし、あたりまえでしょ」と思われそうですが、そう認識されている組織ほど、実は全く出来ていない職場も多いはずで、一度振り返ってみると思い当たる人も多いのではないでしょうか。

また、「こうした現象って何で起こるんだろう?」とずっと疑問に思っていましたが、数年前にようやく一つの結論に辿り着きました😌

【それぞれが短期的な自分自身の利益を第一に行動するとこのようになりやすい】

つまり、少なくともその狭い職場内では「◯◯さんはいつも協力的で誰からも好かれて、批判的なコメントも一切ない謙虚でよい人材だ」と評価される確率が高まるための行動を無意識的に最優先としてしまう、ということです。

結果として、人事評価のプロセスで仕事上での成果や能力はもちろん大きく関係するものの、仮にそれが同じ2名を比べた場合、上記のタイプの方が間違いなく短期的な社内評価は高くなるでしょう。

しかし、短期でみるとメリットはあるものの、中長期でみるとその結果は全く変わりますし、実際にその光景を何度も見てきました😇

なぜなら、上記と逆の思考を持って行動する人は、常に本質を捉えて行動したり考えたりするので、いわゆる思考停止状態が少なく純粋に高い成果が出やすく、間違いなく上記のタイプより成長しやすく、最終的な周囲からの信頼度も獲得できるからです。

ということで、今回は電車移動中の間に常々思っていたことを箇条書きで素早く言語化してみましたが、上手くまとまっていなかったらご容赦ください😌

最後に、クマ吉は言いづらいことを言う為には「慣れ」も重要だと確信していますので、ぜひ『勇気=慣れ』という考え方もあるよね〜、という考え方も皆さまのご参考の一つになれば幸いです☺️

それでわ、このへんで!
またね〜🐻

クマ吉

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