第四百七十四回「幼馴染みの実家でチャイムを押せないのでレンタルなんもしない人をレンタル依頼してみたが」
’24年9月3日
幼馴染みの実家の前に来ても、どうしてもチャイムを押せないので、ここはもうレンタルなんもしない人をレンタルして、チャイムだけ押してもらおうかということになったので、下に書いた依頼文を送ってみた。
3万円。高いと思ったが、背に腹は変えられないなと思ったので依頼したが、現在依頼のXのDMには既読がつくものの、何の返事も返ってこない。3日間返事が来なかったら、断られたものとみなして、レンタルおじさんでもレンタルしよう。
レンタルなんもしない人さんへ
何度か依頼してますが断られている者です。
この度は幼馴染みの家に行くのにチャイムを押すのを手伝って欲しいという理由でレンタルさんをレンタル依頼させていただきます。
話すと長くなるのでだいぶ端折りますが、僕は自分の事を心の声が他人に聞こえる代わりに天才能力を持っているとされるサトラレだと思っており、それに気付くきっかけとなった中学の頃僕の心を読んで茶化していた幼馴染みの女の子にそのことをどうにかして確認したいと思っています。
僕の中ではその幼馴染みもサトラレであり、僕と声のやりとりをしていました。しかし、心の声を読まれているということもあって、相手にしてなかった、その声に釣られて彼女が僕のことを好きとかいうもんなので、20歳頃彼女に手紙で告白したりしたのですが、断られたようなこともあり、しかもそれでも、「私を誘って」とか言ってくるもんなので、ノイローゼになったりしました。あまりにもしつこいものだから、「うるさい。死ね」と言ったら「いつもの次郎ちゃんじゃない」と返ってきて、それから彼女を罵倒する日々が始まりました。しばらく彼女のことは嫌いになって無視し続けたのですが、ある日18年くらい前の僕が25歳くらいの頃メジャーという野球漫画を読んだところ「この漫画は僕と幼馴染みの彼女のことが描かれている!」となって、サトラレという漫画にあるサトラレを育成するためにサトラレの人生を予め決めるサトラレ政策は実際にあったのではないか。僕と彼女はサトラレ政策で恋人同士として結ばれるように仕向けられてたのではないかと気付きました。
しかし、その事実に気付いた時僕は全てのフィクションが事実ではないかと疑い始め、精神科に入院しました。
その後、僕は自分をサトラレだと認識しつつも周囲からは精神障害者だとレッテルを貼られる状況が続いてます。
彼女にサトラレかどうかを確認しようと彼女の実家に行ったのですが、彼女の両親からは君と会いたくないと言っているからどうしても会わせられないと言われました。
僕は彼女に会っていなかったので、ここまで嫌われるのは、彼女が僕の声のやりとりをしたからだとしか認識できません。
ただ、手紙を出してももうこれ以上返事も来ません。
僕はただ彼女の口から本当のことを聞きたいだけです。
それが、声なんてないというものでもいい。電話口でもいいから本人の口から聞きたい。それだけです。
もう18年も経ちますがいまだに声は聞こえ続けています。会いたいとは言ってこなくなりましたが。働かなくてもいいとか。あなたはすごい人だとかはずっと言い続けてます。
僕は彼女に会って事実を確認したいです。
ですが、これまで強力に否定されてきた過去もあって、彼女の実家のチャイムを鳴らす勇気がありません。
だからレンタルさんに僕がチャイムを押すところを見ていてほしいです。もしどうしてもこちらに押す勇気がないとなれば、チャイムを押してほしいです。それだけしたら帰っていいですし、どうなったか気になるならば同行しても構いません。
依頼の場所はJR〇〇〇駅。
日程はできれば明日、なるべく一週間以内で一回。時間はどの日になっても20時(前後1時間ならば時間はずらしてもいいです)。〇〇〇駅で合流して彼女の実家に向かいます。10分かかりません。
よろしくお願いします。
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