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インド映画2022★勝手にまとめ

2022年映画は、1月2日『バジラーオとマスターニ―』から始まった。お正月そうそう、隣県まで行って観た。
ここ数年、インディアンムービーウィークやインド大映画祭など、ヒット作や日本未公開の佳作を日本語字幕付で鑑賞でき本当に嬉しい限り。インド飯や石鹸にもハマり、一年中インドが身近にあった気がする..ホンマか⁈

さて、2022年

勝手にえらぶインド映画 BEST3


//タイトルをクリックすると勝手な感想リンクが開きます// 

1、RRR ★★★★☆  限りなく5に近い4.8
  お代わりしたわ、控えめにいってもエンタメとして最高!

本国のポスターは男らしさむんむん

2、響け!情熱のムリダンガム
     ★★★★☆  4.5
    関西の劇場公開が待ち遠しい。京大の講義ホールで観たため次回は音響の良い劇場で観たい。


観終わったあと、太皷のリズムがずっと鳴り響く


2、バジラーオとマスターニ ★★★★☆4.5
豪華キャスト総揃え。ランヴィール ・シンを二人の女性が獲りあう歴史絵巻。とにかく美術はじめスケール感がものすごいのだ。
正妻はプリヤンカー・チョープラー、対する異国(ペルシャ)の女戦士はディーピカー・パードゥコーン。イスラム教の女性を輿入れさせたため、バラモン司教に子息誕生を祝ってもらえず、孤独に耐える女性をディーピカが熱演。現実ではランヴィールと恋仲だった二人、息もピッタリで見ごたえある作品だった。
その上、今月12/12終幕したサッカー・ワールドカップでは、カップの贈呈にディーピカ嬢が登場。インドだけでなく世界のディーピカちゃん、美し過ぎる!
どれほど美しいかは、なまめかしい動画でじっくりご確認ください。

ラジニカーント★生誕祭


そして12月11日、南インド映画界のスーパースター✨ラジニカーントさま、72歳のバースデーを祝う、#ラジニ72 に初参加した。
 注:実際の誕生日は12月12日
マサラワーラーの二人、ラジニjpさんはじめ、インドカルチャー好き南インド料理好きインド映画好きが三つ巴で入り混じってのごちゃまぜイベント。

ミールス食べられさせ放題 少なめだからショボそうだがウマイ

参加者は毎年増え続け、ランチは満員御礼の大盛況ぶり。ミールスとは、南インド地域の食事スタイルで、バナナの葉っぱ上にライス、数種類のオカズを盛り付け右手で混ぜながら食べるのが特長。私はマレーシアのインド料理屋台で手食の経験があるものの、参加者たちはみな慣れた手つきで手食の達人そろい。もちろんめちゃくちゃ美味しい!
しかも”食べされられ放題”だから、タミル人や主催者側が何度も何度もオカズの入ったバケツを持ってやって来る。”お腹いっぱいです”の札を出すまで何回でもつぎ足しされるのだ。
私は2回のお代わりで満腹ギブアップだったが、周りを見渡すと女性を含めてほぼほぼ3回以上お代わりしていた。恐るべし!
 ●ラッサム(酸味のあるスープ)●パパド(豆のおせんべい) 
 下に隠れてるのが ●柚子のアチャール ●キャベツのポリヤル
 ●サンバル(カレー汁) 等など
食べている間にスクリーン上映があり、ラジニ様の映画ダイジェストや日本でロケ撮影された映画名場面集、ダンスやラジニ・ケーキで盛り上がり、初参加でもとても楽しかった。

最後にチャイ。ごちそうさまでした

2022年観た,これから観たいインド映画


バジラーオとマスターニ
グレート・インディアン・キッチン
ノー・ランズ・マン(大阪アジアン映画祭)
スルターン
マンデラ
スーパー30 アーナンド先生の教室
RRR
響け!情熱のムリダンガム
ただ空高く舞え
盲目の目撃者(マラヤーラム語版)

年末に『ヴィクラムとヴェーダ』のヒンディ語版を見逃したのと、推しのアーミル・カーン公開作品がなかったのが、ただただ残念。

『スーパー30 』はキレキレッ踊りの名手:リティック・ローシャンがダンスを封印しての教育実話ストーリー。貧しい私塾の子供たち30人のキャスト中から、次世代スターが生まれるに違いない。来年『バンバン』(2015年)公開もあるし、ボリウッド映画スターは新旧交代しリティック確実にキテルね。いち推しスターに育ったと言える。
『ただ空高く舞え』はLCC航空会社を立ち上げる男の、成功までの道のりが感動的だった。『盲目の目撃者』は脚本がいいので結末を分かっていても面白い、宝クジ売おばちゃんや隣人の老女教師役が洗練されており、より分かりやすくなっていた。

ふり返ってみると、バーフバリ以前はマレーシア行飛行機の機上でタミル語映画※を英語字幕でチェックし、日本公開されないかと願望してたのだが、最近は逆で、インド映画祭で見逃した作品を機内で追いかけている。
※マレーシアのインド系は南インド系が多く、ヒンディ語(公用語)映画もあればタミル語もあり数十種類のラインナップなのだ。

ラジニカーント様の最新作『JAILER』
ぜひ日本語字幕付で観たいものだ。

今年もあとわずか。胸おどる、はらはらする、考えさせられる、良い映画に、来年も出逢えますように。


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