OK牧場の決斗

2021年5月1日 ·
西部劇観るようになったのはここ数年。敬遠してたわけではなくそこまで手が回らなかっただけで。
で名作を何作か観たけど心から楽しめない自分がいる。
もうとにかくね、観る度に治安の良い国、時代に生まれてよかったなぁとかそういう感想しかなくて(笑)
こんな、荒くれ者が牛耳る西部に生まれた日にゃ自分みたいな弱っちい人間は一生誰かの手下として生きなきゃならないし、無名のまま最初に殺される役回りだし(ガンダムでいうところの「ボール」に乗って出撃した瞬間にやられるその他大勢)
保安官はいるけど基本的には自治。自分の身は自分で守る(アメリカが建国以来銃社会であり続ける理由)
おまわりさんが「効いてる」世の中のなんと有り難いことか。
そして現代社会では曲がりなりにも頭脳労働者がぶいぶい言わせることができる世の中にはなった。力が強くて銃をうまく扱える人間こそが正義なんて世の中は映画の中だけにしといてほしい。
…いや西部劇観てそんなことマジメに考える必要もないんだろうけどサ
それはさておき、カーク・ダグラス、マイケル・ダグラスのパパ、しびれましたね。カッコよすぎ(笑)
男はこういう男にあこがれちゃったりもするんだよね〜
「シェーン」のシェーン(アラン・ラッド)もいいけど、お洒落でワル(だけど情に厚い)なのが魅力的なのよね。プラス薄命ときた日にゃ映画的には言うことなしです。

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