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聞いてくれてありがとう|「聞く」と「聞いてもらう」の好循環

今日は、びっくりしたことが2つあります。

一つ目は、自転車通勤中に金網で滑って落車してしまったこと。
幸い怪我が無くてよかったですが、
仕事前に体力の9割を削ってしまいました…

もう一つは、仕事終わりにメールを見ると、
スキフォローの通知がたくさん届いていたことです。
その数50件ほど!

こんな気持ち

何があったのでしょうか…理解できておりません。
そんなに多くないよと思われるかもしれませんが、
職場でしか社会を知らない者にとっては驚きなのです。

何かの力が働いている?どこかヘンな感じがしますが…

何はともあれ、多くの方に見ていただけるチャンスが
あるのはありがたいことです。

自分の話を聞いてもらえる 

気のせいかもしれませんが、そんな気がしてきます。


「聞いてもらえない」

管理職なので、仕事の中で部下に自分の話を聞かせる機会は
結構あります。
しかし、部下の表情や反応を見ると
(あれ、リアクションないな?)
(ウトウトしてる…)
(どこか上の空…)
(言いたいことは、そういうことじゃないんだけどな…)

そんな風に、「聞いてもらえない」経験をして
少し寂しい気持ちになります。

「聞けない」

医療ではよく「傾聴」と言う言葉を使います。
患者さんの心の奥底の声に耳を傾けなさいと。

しかし、その手前の「聞く」と言う段階でつまずいていることの方が
多いのではないかと思います。

  • 多忙な仕事の中で、立ち止まって話す時間なんてない

  • 要するにこういうことですか、と話をさえぎる

  • 相手の言葉を受け止めずに否定から入る

  • 相手の話を聞いているようで、別のことを考えている

  • 聞いているフリをして、(早く終わらないかな…)と思っている

  • パソコンを見ながら話をする

  • 相手が話す隙を与えずに一方的に喋る

「聴く」よりも「聞く」のほうが難しい。心の奥底に触れるよりも、懸命に訴えられていることをそのまま受けとるほうがずっと難しい。(p11)

聞く技術 聞いてもらう技術|東畑 開人

「聞く」と「聞いてもらう」の好循環

誰かの話を聞いてもいいし、誰かに話を聞いてもらってもいい。どちらから始めても、「聞く」はきっとグルグルと回り始めるはずだから。「聞けない」と「聞いてもらえない」の悪循環を、「聞く」と「聞いてもらう」の循環へ。(p240)

聞く技術 聞いてもらう技術|東畑 開人

(1)聞いてもらう

私がなぜnoteを始めたのか。

発信する能力の向上という目的もありますが、
自分の話を誰かに「聞いてもらう」というのが本音なのかもしれません。

心にとっての真の痛みは、世界に誰も自分のことをわかってくれる人がいないことです。(p70)

聞く技術 聞いてもらう技術|東畑 開人

noteに書いていることは、そのまま身近で共に働く仲間に伝えたいことでもあります。

このnoteを今読んでくださっているように、誰かに見てもらえること。
それは私にとっては、「聞いてもらう」という体験につながっています。

(2)聞く

話を「聞く」ためには、誰かに話を聞いてもらう必要があります。孤独な挑戦をするためには、後ろで支えてくれる仲間が必要です。(p77)

聞く技術 聞いてもらう技術|東畑 開人

聞いてもらう」という体験は、仕事や日常で誰かの話を「聞く」ことを支えています。
たとえそれが第三者であったとしても、noteのように自分の話を「聞いてもらう」環境があることは、より多くの人の「聞く」を支える仕組みであるように感じます。

ここで発信して「聞いてもらう」ことで、また別の人の話を「聞く」ことが出来るようになる。
noteを始めてみて感じる効果は、そこにある気がします。

ここまで聞いてくださってありがとうございます!




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