🎬サンタクロースの世界感ってこういうイメージだったと思い出した映画「ポーラエクスプレス」
クリスマスっぽい映画を観たくなるシーズンがやってまいりました。
この時期になると毎年「ラブアクチュアリー」を観たくなるのですが、今回は始めましての作品「ポーラエクスプレス」。
まず、アニメってことを知らなかった。笑
ポスターデザインを見て「冬っぽい!」というだけであらすじも読まずに再生してびっくり。
「CGアニメだったのか!しかもリアルタイプのやつ!」
何系って言えばいいんだろう。
あれです。顔に機械つけて表情をそのまま映し出すあれ。
「車掌さんの声、トムハンクスやん」
と思ったら顔もトムハンクス。
これは実写プラスCGじゃだめだったのかな?
と思ったけど、それじゃこの冒険感が安っぽくなりそうだし、完全なアニメだと伝えたい世界観と違っちゃうのかもしれないな、と納得しました。
「サンタなんていないかも」
と思っている主人公の少年。
いると思う。いてほしい。でも現実的に考えるとそんなことありえないような気がする。いないのかな。
という感情が揺れ動きます。
その複雑な感情を自分も通ってきたことを思い出しました。小学校4年生くらいだったかな。
いないと認めてしまったら、もう来てくれないかもしれない。それは寂しい。いてほしい。だけどいないかもしれない。
という複雑な感情。
少年が寝ているのを確認しに来た両親が言います。
だけど魔法はまだ終わっていなかった。
なんて素敵な物語の始まりなんでしょう。
迷える少年のもとに機関車がお迎えに来て、勇気を出して乗ってみて、大冒険の末に北極点に到着するのですが、そこの世界観が美しいのなんの。
プレゼントを準備するところも、サンタクロースもトナカイも、幼い頃に想像していたそのものでした。
美しくてピュアな映画なので、ピュアな気持ちで観てほしい。
「サンタなんていないかも」という感情も懐かしく、「いるんだ!」と確信するトキメキも味わえて、大満足のクリスマス映画でした。
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