見出し画像

蜷川実花展(Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠)から考える美しさとの出会い

実は色々と出かけている。

東京に出かけるのは以前から嫌いではない。

私の住んでいる地域から海に大きな橋ができて数十年。交通の便が格段によくなったあの日から、私は気がつくと都内に出かけている。
初めは学生時代の実習中の下宿、結婚後は夫の勤め先が都内になり、そして夫の病気発覚後は定期検診で通った。それが終わると今度は作業療法の塾に通い始め、今は大学。
上野、蒲田、築地、日暮里、そして青山。
私は定期的に都内に通うイベントに事欠かない。

一昨年から美術展や写真展に行く頻度が増えた。

本日はその中の一つ。

蜷川実花さんの展覧会を見に行った話をする。

はじめての虎ノ門ヒルズ
きた
きたきた
そしてはじめましての美術館、こんにちは


「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、すべて本展のために制作した映像インスタレーション・写真、立体展示などで構成された11作品が一堂に会する、彼女にとって過去最大規模となる体験型展覧会です。

【会期】
2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日)【会場】
TOKYO NODE GALLERY A/B/C
東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズステーションタワー45F

写真展では写真が撮り放題だったので、今回は写真をひたすら載せていく。まわりは女性客だらけで、みんな写真を撮りまくっていた。その風景が俯瞰的に見てまたおもしろいなと思った。

レンズ越しになるとカラフルになった、なぜなぜ
こうやって撮ると高層ビルみたい
これは映像作品
床で仰向けになって見られるが
スペースがこみこみで
立位で見る
ここからは
フェイクのお花と
生花と
ごちゃまぜの
ゾーン
生花は枯れている
つくりもの感がすごい
これは
薄いスクリーンに映像が写っていて
人が写っているのはその間を歩けるからです
最後も映像作品

今回の展覧会の見どころがホームページに記載されているので紹介します。

1.すべてが新作。
CGを用いず「リアル」な被写体で構成された映像インスタレーション

本展のために制作された映像は、幻想的な美しさながら、CG等を用いずに現実を切り取ったもの。 日常の中にある儚い美しさを、永遠の存在として昇華しています。

2.作品ごとに異なるチームメンバーが結集。
すべてが展覧会の“顔”レベルとなる、11の作品群

建築、音楽、舞台美術など各分野のプロフェッショナルらと共創。 11作品それぞれが、個展であれば主作品となるレベルで制作されながら、 展覧会として互いに連結したひとつの体験に仕上げています。

3.“巡回不可”、
「地上200mからの東京」を借景にしたTOKYO NODEでしか見られないアート体験

各展示は TOKYO NODE の広大なギャラリースペースに合わせて制作されており、他施設で同じ作品体験はできません。 さらに外光すらも作品の一部に取り入れることで、訪れるたびに異なる表情を楽しむことができる設計となっています。

4.“100万色の桃源郷”に飛びこむ。
五感で楽しむ没入型の展覧会。

現実世界にある色を最大限に引き出した“100万色”の光彩色で彩られた空間は、まるで桃源郷。 さらに本展では、音や香りを感じる作品や、寝転んで鑑賞できるインスタレーションに加え、 TOKYO NODE内の飲食店とのコラボメニュー企画もあり、視覚だけでなく五感すべてを使って 楽しめる構成となっています。

先日どこかで話したかもですが。

美しさにふれると

私は、はっとして

一回、時間がとまります。

動から静になる。

私は美しいものが好きです。

美しい気持ち、美しい風景、美しい人、美しいふるまい...。


「あぁ!出会ってしまった!」

と思います。

今回の展覧会は

「"夢のように見える美しい景色であっても全て現実の映像であること”、そしてそれらの大半は”人々の日常の延長線上にある何気ない場所で撮影されていること”」

が共通の核をなすものとしてイメージされているようです。

そしてたくさんの対比が置かれている。

影と光
色と色
生きているものと造りもの
生と死
繁栄と衰退
過去と未来

一つ一つ
とまりながら
眺めてみる。

何気ないものが特別なものへと変化していく時。

自分の気持ちが心が...うつりかわっていくさまが面白いなと思いました。

あたらしくもあり、どこか懐かしさもある。

あとは、これはごくごく個人的な感想なのですが。


この試み...蜷川さんの私たちへの挑戦状でもあるなと勝手に思いました。

昔は美術館なんて、当然撮影も禁止で、目で味わっている時間を各々で楽しんでいたことと思います。

しかし、今回の展覧会のように、最近は撮影可能な美術館が多くなっている。


しかし、撮ってみて思いました。


所詮素人。


携帯のカメラ機能でこれぐらいは撮れますが。


やはり蜷川さんの写真とは全然違う。
同じ被写体を撮っているはずだけども、明確に違いはある。

あとは、共同作業。

撮るものは用意しました。

あとはあなたと共同で完成させてみましょうって

言われているようで。

目視した風景と、実際に撮影した時の

色合いが全然違ったのです。

フィルター越しに色が鮮やかに見えることって。

なんだか、まさに世の中をあらわしているなって思いました。

だってみんな自分のフィルターでしか物事を見ることができないんですもの。

どう見るかは自分次第。

そんなことも妄想しながら見ていました。


今日は写真展に行った報告でした。

読んで頂きありがとうございました。

この記事が参加している募集

イベントレポ

最近の一枚

サポートは読んでくれただけで充分です。あなたの資源はぜひ他のことにお使い下さい。それでもいただけるのであれば、私も他の方に渡していきたいです。