しゃべりばは10代だけではないのです
ポリティカルコンパスについて、昨日はじめて知りました。
興味のある方はやってみてください。
私はごく僅かにリベラル左派でした。ほぼ真ん中に近いのですが。
左か....意外だなぁと思ったり。
そうかもなぁと思ったり。
(たぶん福祉関係の解答が影響してそうな予感もしてる)
(右か左かとかあえて考えたこともなかった)
リベラルはそうかなぁと思ってたけども。
政治の話って、タブーというか。
仕事中もあまりしないにしましょう的な話はあったんですよね。忘れたけども....たぶん学生の頃の実習中に言われたのかな。政治とか宗教とか....あまり話さない方がいいよみたいな。
政治的な話は傷つくよねって話を永井玲衣さんがポッドキャストで話してまして。
じゃあ、どこで話すんだ!みたいなものもあって。
どこで話してますかね。
みなさま。
話さないのか、むしろ.....。どうなんだ。
まあ、小学校のお母さん同士の井戸端会議的なものでは話しませんよね。聞いたことないですもの。そんな切り口で話すお母さんたちは。いや、私も切り出しませんけども。
話さないのはなんでだろうとか思ったり。どのように自分が社会にコミットしていくのかを考えた時に、そこは外せない領域だと、個人的には思ったりはしてるのです。
全然知識がないものだから、もっと知りたいなというのもありまして。
私が一番そういう内容を話しているのは
おそらく食事の時間なのです。
で、相手はわが子たち。
昨日の夕飯どきは、政治と少し離れましたが
ポリコレと
ジェンダーと
男尊女卑について
話しました。
息子が「ポリコレってなに?」と言い始めたのが話題の発端。
ポリコレについて、夫や私や娘からの見解を話してみまして。
下記、ポリコレこと「ポリティカル・コレクトネス」について、おさらいの文章。
夫が「今は『肌色』とか『母子手帳』とかも言わないよね。」という話をする。
娘は「なんでもかんでもポリコレポリコレって、わーっとなる。むしろそういうものから離れたくなる自分もいる」と言っていて、私はおもしろいなと思う。彼女はかなり率直な意見を話していると感じる。
たぶん映画や漫画などに彼女が積極的に関わる中で、上記のポリコレに対する説明文の下部の文章のように、ポリコレに少々食傷気味になっているのかもしれないな、なんて思う。
映画の「リトル・マーメイド」の話も当然ながら出てくる。
私は、なんでこんなに世の中が「ポリコレ」って言ってるのか、背景を調べて色々また考えてみようね〜なんて話をしてみたりだとか。
そもそもフェミニズムのことも、同じような対立が起こっているような印象も受けることとか。
マイノリティ側の主張がなぜとがりやすいのか、とか。
(とがらないと、つきささらないと、目につかないし、届かないのかなぁとか、逆になぜそんな構造になってるんだろうね....みたいな投げかけをしたり)
暴力的な対立構造に陥らないように、お互いが話すことができないかなぁなんてことを話したりしました。
もっとやさしく関わりたいよね。
うーん。
難しいものです。
あとは、特権についても話しました。
娘が「私よりもっともっとつらい人がいる。恵まれない立場の人がいると思うと、自分がつらいって言いづらい」という話から発展しまして。
それは「つらい」って言っていいんだよ。あなたのつらさは誰とも比較できるものではなくて、自分がつらいと感じてるなら、話せる人がいれば、自分が話したければ話せばいいと伝えました。娘は「それができないんだよー」と話し、息子は「僕はやるようにしてる」と話してました。
まあ、そうなんだろうなという思いで母は聞いておりましたが。
そもそもマジョリティ側は困らないからずっと違う世界に気づかない。気づかないから、知らないうちにマイノリティ側を傷つけたりするのかもしれないよと伝えると
娘は「じゃあ、どうしたらいいのかなぁ」と話すので。
そこに対して、逆に自分を過度に責めることもなくて
まず、知ることかなという話をしました。
知った上でお互いに将来に向けてどうしていくのか、未来のことを話し合えればいいのでは、と伝えました。
人が人と思い合って共にあること。
そこに関して、話せばいいのかなと思うのです。
ジェンダーの話は「性自認」と「性的指向」について、簡単に私から説明すると、息子は「知らなかったー」と話してました。
男性が男性を好きになる
女性が女性を好きになるにも
たくさんの種類があって
それぞれ性自認が違ったりするのよ。
体の性と心の性が一致してない人もいるしみたいな.....いわゆる「トランスジェンダー」の話もしてみました。
3人の結論としては。
まず、身近な誰かがそのようなことを抱えているかもしれないことを忘れないこと。
そして身近な誰かや、もしかして将来的には自分自身が、ジェンダーの問題やマイノリティの問題で苦しんだ時に、排他的にならずに、共に一緒に考え続けることができればいいなというところに着地しました。
うん。
身近な人がいいと思います。
願わくばそのような経験を重ねていってほしいなと、親として心より願っているのです。
「真剣10代しゃべり場」みたいな番組が昔あったような気もするのですが
40代でも、10代と日々、あまり真剣ではない時も多いけど習慣的に「しゃべり場」してますという話でした。
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