豆と悪を煮つめる日曜日の夕方
日曜日の夕方のお供といえば、笑点からちびまる子ちゃん、そしてサザエさんという流れが私の幼少の頃はスタンダードだった。
祖父母の家のテレビはリビングと食卓に2つ存在していて、食卓を祖父母と囲みながら、キャベツと魚肉ソーセージのソース炒めとか、いちごというコリコリした貝の煮付けとかを美味しく頬張ったり、しゃこの煮付けの殻を祖母に丁寧にむいてらったりしながら、まるちゃんのキートン山田のつっこみに笑ったり、笑点の「こんぺいでーす!」と元気な姿に微笑んだりしていたのだ。
あのビニー