マガジンのカバー画像

思ったことや考えたこと

229
日々暮らしていて、頭にふっと思いついた考えや、人から影響を受けて浮かんできた思考の断片などを書いたもの。
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

好きの距離を調節する

今日はとってもシンプルで短い話だ。 生きているとどうしても合わない人がいる。 その人の顔を見るのも嫌だし、第3者から話を聞くのも嫌だ。その人が乗っている車を見るだけで寒気がする。 こんな気持ちを抱えてしまう罪悪感。私ってひどいやつだ。 どうしたら好きになれる?でも考えるだけで嫌な気持ちになる。 そんな時良い話を聞いた。 誰から聞いたか本当に忘れてしまった。思いあたる人は教えてほしいくらいだ。心の底から感謝の気持ちを述べたい。私はこれを知って少し楽になった。 「嫌

表現の暴力性

昨日の私が書いた記事。 障害者に対して「声にならない声を聞く事が大事」といった文章を書いた。 今日ヤンデル先生のツイートを読んで、ハッとした。 「声なき者の代弁者の暴力性」 自分自身はどうだろうか。 声を聞く時におそらく自分の仮説がある。「〇〇はこう思っているのではないか」 そして、相手が仮説とまったく違うことを訴えていても、自分のフィルターを通して聞いてしまうことで、かなり情報が歪んでしまうのではないか。 むしろ歪んでいることが当然で、果たしてどれくらいの人が

「障害者」ということばのあれこれ

福祉の関連職種の方なら「障害者」の表記を「障がい」と書く人にあたったことは、今までで1度くらいあると思う。 私もある。 でも障害者と書いている。今のところはどちらでもいいのかなと思っている。 理由としては、ちょっと古いけどこの記事を読んでほしい。 ところで最近、テレビや新聞などで「障がい者」と表記されるのを目にしますね。「害」という字を使うのは、障害のある方を傷つけるのではという考えからなのですが、NHKでは明確な理由で「害」を使い続けています。それは、「障害」はその

自分の責務を全うする

子どもにせがまれて、話題の鬼滅の刃の映画を観た。 平日のレイトショーだから 「そんなに席も混んでいないだろう」と 私は甘く見ていた。 結局、前方から2列目の席しか空いておらず、終始首を挙げっぱなしで頑張って鑑賞した。 こんなことは「アナと雪の女王」以来だなと、久しぶりの感触に記憶がゆっくりと浮かんできた。 話は変わって、映画の中で煉獄さんというキャラクターがいる。 彼は物語が佳境に入った時にあるセリフを喋る。 「俺は俺の責務を全うする!ここにいる者は誰も死なせない

「ひとの話をきく」とは「相手がより自分を表現できる時間を一緒に作る事」

soar conference 2日目を終えて、西村さんの話がとても印象にのこった。 話もさることながら、西村さんの声とセッションでの空気感がとても良かった。 時間がゆっくりと動いている。 その中で着実に思考がすすんで 「進化」して 「深化」しているような 海に潜っているような、山の奥に入っていくような不思議な気分になった。 表題のことば 「ひとの話をきく」とは「相手がより自分を表現できる時間を一緒に作る事」 が一番、心に残っている。 人の話を聞けるようになりたい