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違う国なのだから


文化的に裕福で清潔感のある日本では作れない雰囲気
タイのパタヤでは昼間からビーチ沿いに寝てる人がいる。それもたくさん。地元民だけでなく観光客も。午前中からビール飲んでる。人によっては大麻も吸っている。そこにサングラスや宝くじや食べ物を売ってる人たちが寄ってくる。原付や手押し車で。物売り達も、お昼の時間には食べ物とビールでパタヤの海を楽しむ。ビーチ沿いのセブンイレブンの店員もお昼時間にビニールシート敷いてランチを楽しんでいる。物売り達は、飲酒した後でも運転してまた次のターゲットに声をかけにいく。
たくさんの文化が入れ替わり立ち替わり生まれ、評価が良くないと店や人が死んでくる東京では作り出せないこの街。
観光客に商品を見せて声かけるも、断られ続ける物売り達も、昼ごはんの時間には、視界いっぱいの海とビールを青空の下で仲間達と楽しむ。一体どっちが恵まれているのだろう。
自然とはかけ離れた人間が作ったフィクションの世界で、世間体や必要以上のお金を作ることを気にしながら仕事してる人間とどちらが正しいのか幸せなのか。僕はまだ分からない。少なくともランチタイムはパタヤの人間の方が幸せだろう。
いや、比べなくていいかもしれないな。
だって違う国だから。


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