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治療の方針を決めよう!
こんにちは(^^)
前回は、不妊治療を行う前に決めておくことについてお話しました。
今回は、治療を行うことは決めたけど、どんな治療をしていくのか、「治療計画」についてお話していきます。
◎治療方針を決める際に考慮すべきポイント
①女性の年齢
妊娠率は、年齢が進むごとに落ちてきてしまいます。
また、閉経を迎えたら妊娠することができません。
よって、女性の年齢が治療を進めるスピードを決める重要な要素になります。
②不妊期間
一般的に、普通の性生活を送って1年経っても妊娠に至らない場合を不妊症と診断します。
不妊期間が長い場合、検査では何も異常がなかったとしても、なんらかの不妊原因があると考えられます。
③不妊原因
様々な検査を行ってみて、男女どちらかに原因が見つかった場合、その原因によって治療方針の大枠が決まります。
例えば、ポリープがあって着床の妨げになっているのであれば、手術によってポリープを取ると言う原因を取り除くための治療を行います。
④ふたりの気持ち
治療方針を決める上で、夫婦ふたりの気持ちは無視できません。
どのような治療を望むのか、あらかじめ夫婦で意見をすり合わせておくことが大切です。
◎自分たちにあった治療を受けよう
夫婦の考え方によって、治療方針を決める時に重視する点は変わってきます。
もし、「できるだけ自然に近い形で妊娠したい」と考えている夫婦が、流されるがままに体外受精を行った場合、後悔してしまうかもしレません。
自分たちは何を重視するのかを考え、自分たちにあった治療を選択しましょう。
また、状況は時間の経過とともに変化していきます。治療方針は機会があるごとに見直していきましょう。
◎重視するポイントによって治療方針が異なる
①女性の年齢 ②不妊期間 を重視する場合
→時間を意識しながら治療を行う
女性が高齢の場合は、ステップアップするスピードを早めていく必要があります。場合によっては、体外受精から初めた方がいいこともあります。
不妊期間が長い場合、タイミング法や人工授精ではなかなか成果が出ない傾向にあります。
③不妊原因 を重視する場合
→可能な治療方法の中からふさわしい治療を選択する
不妊原因が明らかであれば、それに合わせた治療を行っていくことになります。
治療にいくつかの選択肢がある場合は、他のポイントを考えながら選択していくます。例えば、手術と体外受精とう言う選択肢があった場合、女性が高齢なのであれば体外受精を選択する方が良いでしょう。
④ふたりの気持ち を重視する場合
→意向に沿わなければ治療を行わない選択も
どんな治療を受けるかは、最終的に夫婦の気持ちで決めます。
ふたりが体外受精を受けたくないと考えているのなら、その意見を尊重すべきです。
以上が治療方針を決める際のポイントです。
ぜひ参考にしながら後悔しない治療方針を決めてみましょう!
ご閲覧いただきありがとうございました(^ ^)
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